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徳之島ライフ想い出 その2

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 徳之島の想い出というか、徳之島と言えば、やはり海が魅力で印象的である。前回のその1で書いたハブへの恐れがあるだけに山へ入ることのリスクが高いだけに、逆に海への親しみは増すという面もあると言えよう。

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 海は離島の魅力、手つかずの自然の中の1つとわかっていながらも、自分の興味関心のアンテナの低かったことを後悔している。もっともっと、徳之島に親しんで、もっとその自然のすばらしさに気づき、調べて、学んで、またさらに奥深く知っていくことができたはずなのに。稀少な体験の宝庫にできたはずの徳之島ライフ、、、、まさに後悔先に立たずである。

 

 そうは言っても、まずは海の景観の良さ、オーシャンビューには知らず知らずのうちに心癒やされていたと言える。徳之島は隆起珊瑚礁の島なので、徳之島の沿岸は隆起した珊瑚礁の輪っかに囲まれた感じになっている。輪っかの内側が内海的になっていて、その外側の外洋と真に一線を画す構造になっている。外洋の波が、隆起珊瑚礁の外側に打ちつけ、穏やかな海波の状態でも、白波が立つ状況があるのだ。そこが、きれいな眺めのポイントの1つでもある。青い海も内海部分の青さと外洋部の青さは種類が違う。

 

 内海は薄めのブルーで海底が透き通る波打ち近くとセットになっている。外洋部は色濃いブルーで空より深い青さに思わず「いい色だぁ」とつぶやくとともに、見る人を圧倒する自然美、そのありのままな様子に少し畏敬の念まで覚える。その境目に隆起した珊瑚礁は珊瑚のイメージの白だけではなく、少し黄色ががっている。なぜ黄色っぽく見えるのか?という問いには残念ながら知識不足で答えられないが、潮や波の力で削られていることに関係していそうだ。少なくとも3種の濃淡の青に、白波の白や潮しぶきの白や珊瑚の白ぷらす黄が入る色のバランス、景観の良さに拍車がかかる~!是非とも、「徳之島 海」で画像検索して確かめてほしい。

 

 今回、記しておきたいのは海にかかわることだが、珊瑚=サンゴについてである。もっとたくさん、学べたはずだと後悔する僕でさえも、これくらいは書けるということを示したい。サンゴを守る、美しく貴重な自然環境を守る意識を、まずは徳之島に住む人々が高めていかなければ、世界遺産登録にはほど遠いと、言われていたものだ。

 

 今でも時々ニュースで目にするが、沖縄や奄美の南海のサンゴが温暖化の影響で白化して死んでいってしまうというものである。地球規模の問題だから、解決・解消はかなり困難だなぁと思いながらも、どうにかならないものかと歯がゆい思いはする。

 

 でも、ちょっと勉強すると、サンゴ白化には温暖化以外の要因も挙げられている。その中には、地道な人々(その地域に比較的近い所に住まう人々)の努力で改善を図れるものもあるようだ。自分の頭の中の整理のためにも箇条書きさせてもらう。

オニヒトデ(とサンゴ食巻き貝)によるサンゴの浸食

②海洋ゴミによるサンゴの目詰まり状態

③海洋汚染や土壌流出で起こる細菌等やプランクトンの変化の影響

それぞれの対策はおわかりであろう。①について、参考画像も一緒にもう少し、語ってみよう。

 

 ①の対策は、もちろんオニヒトデの駆除である。但し、地道な人々の努力とは言っても、専門的に学び経験した人にだけできる駆除であるところに気をつけたい。オニヒトデ(画像A参照)はそのトゲに猛毒があるから、人間にも有害で危険生物であるということだ。こいつは、きれいなサンゴちゃんに上から被さるように食いつくのだ。その様は大胆で汚らしい。「食いつく」という表現をしたが、こいつはサンゴの組織の一部をかじり取るのではなく、効率よく食うために、自分の胃を体の下側にある口から外側に出し、気持ち悪い色の胃液でもってサンゴの組織を直接消化して吸収しやがるのだ。思わず「ひゃぁー」と悲鳴がでるくらい、食べ方まで汚いやつなんだね、こいつは。

 

 オニヒトデにやられたサンゴは組織が壊れるだけでなく、サンゴの綺麗な色の素になている褐虫藻(かっちゅうそう)がサンゴから出て行くとか吸い取られてしまうことも同時に起こるらしい。この褐虫藻光合成によって得たものをサンゴに与え、サンゴの成長にも寄与している共生関係にある海洋生物とのこと。なので、色鮮やかなサンゴも色が抜け、白化して死にいたってしまうのだ。(画像B・C参照)

 

 しかも、このオニヒトデ、たまに自然条件によって大量発生することがあるらしい。もちろんサンゴが被害を受け、大量白化につながってしまう。その大量発生の原因と考えられているものの最有力説が先述の③にかかわっているとのことだ。つまり、言い換えると、もともとは人間の活動の何らかの行き過ぎがわざわいして、オニヒトデを増やし、サンゴを破滅に、愛すべき美しい環境資源をぶち壊しているやもしれないのだ。まさに人事ではない。人間事なのだ。その辺の所、もっとわかりやすく説明しながら、警鐘を鳴らしましょうね~。

画像A 毒々しいオニヒトデ

画像B 色のある生きたサンゴ

画像C 白化サンゴ

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