Every one!
僕は強度近視で,ハードコンタクトレンズ使用者。学生時から愛用し,使用歴はうん十年にもなる。色々と調べるうちに,僕の額のシワ=「コンタクトしわ」で,今回はこれへの対策談を紹介していくシリーズの9回目である。
今回の対策は,どちらかと言うと,シワ対策としては二次的で,しかも他者依存的方法である。というのは,疲労困憊して肩や首の凝りがセルフマッサージではどうにもならないというレベルになると,僕は決まって,専門家を頼るのである。年間2回ぐらい,どうにもならん事態があるので,以前に効果のあった整骨院や,他人の評判の高い情報のある治療場所を訪ねるのだ。画像は,最初にギックリ腰をやってしまった,15年以上前から時々お世話になっている整骨院での施術の一部である。
一部と言うのは,ここの整骨院の院長先生は鍼灸以外にも,マッサージ・整体・電気治療・温熱治療・毒だし吸玉(すいだま)治療を備えているのだが,その施術の種類も豊かな上に,問診の段階で先生独自の方法を使うのがポイントだと認識しているからだ。それはオーリングテストである。簡単に言うと,OKマークのように片手の人差し指と親指でOの形を作り,対象となるもの,治療院の場合は患者さんを見ながら,もう片方の指等を使ってそのOの形を崩すような動きをしてみる。その抵抗具合,崩れにくさが強いのが「良好」のイメージ,弱くてすぐに外れてしまう=力が入りにくくなるのが「不良」のイメージとして判断される・・・・これが一般的な解釈だと僕は理解している。
何の知識もない人が,オーリングをして,自分の指を小さく動かしている様子を見ると,「なんだ,この先生,何を見てる?感じてる?」という風にしかとらえられないだろう。先生に言わせると、オーリングのイメージに合わせて,いわゆる気のめぐりの悪い所、バランスのよくない所、病んでる所が見えるらしい。
なので,問診で自分の辛い所を話したり,症状を訴えるが,必ずしも自分のお願いしたかった?予想していた?体の部位とは違う所に治療の重点が行くことも正直あった。何回か通う中で,自分のリクエストを言う事もあったが,基本的には先生の見立てからの治療になる。この画像の時も,目の疲れの山積からの眼精疲労からの首コリ・肩こり,それが解消しないことが関係しての額のシワが気になることを相談した。
すると,前頭部に2本,後頭部に2本,右手の肘付近に2本,右肩に1本,両足のふくらはぎ付近に1本ずつ鍼を打たれた。普通の髪の毛より細い,医療鍼の細いタイプだが,それぞれのツボになんと2~3cmの深さで刺しているとのこと,びっくりだ。後から本屋の立ち読みで調べたら,頭臨泣というデスクワークの疲れに効くツボと,有名な百会という眼精疲労に効くツボは選択されていた。刺されて15分くらいだったろうか,気持ちよくて寝てしまった。続けて温熱治療まで行った後,先生に「どう?スッキリしたでしょう?」と聞かれたが,凝り固まった首の状態までは即効果があるとは思えなかったので,ちょっと返事に困った。しかも,額のシワに少しでも効果があれば,何回も通うのになぁという思いは,なぜか恥ずかしい気がして,心の中にしまった。
ⅰ 費用の概算
初診料を含め,健康保険下での1回当たりの鍼治療+温熱治療
(最低でも4回通院が1セットになっている感がある)
3500円
ⅱ 効果と実際
僕のシワには即応性の「効果なし」。但し,お金と時間に余裕があって中長期で通院できれば効果は期待できる。
注意点:治療の間をあけたり,先生とやりとりしながら行う必要がある。僕の場合,マッサージの揉み返しに該当する,鍼返し,翌日ちょっと身体がだるく感じることが発生しましたから。