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小さな初めて気づいた事が沢山内包されているので、自分的な初めての気づきをいちいち指摘せず、黄色太字表記するね~。
歯じめてトーク1で述べたように、僕は歯医者さんに、だいたい1か月に1回のペースで歯と歯茎のクリーニングのために通院している。「第2小臼歯」という歯が、なかなか歯周病的にわるい状況が改善されない中で、まぁ経過観察してきた。この「第2小臼歯」だけが、たまたま悪化しやすい位置にあったりとかして、僕の口内で極端に状況が悪く、日々の歯磨きだけではだめで、すぐに歯周病菌が繁殖しやすい場になっているのだ。そのため、自分的にはより気をつけて今以上に悪化しないように、この上左第2小臼歯をできるだけ温存できるよう頑張ってきていたのだが、、、、。
この歯の影響もあるのだろう、前回のクリーニング通院から1か月も経たないうちに、新たにむし歯が3か所も見つかったのだ。こんな事は月1ペースの口腔ケアを始めて、初めての事態であった。「以前より、動揺度も増してきてますねー、すみません。」歯科衛生士のお姉さんからも、ドクターのお兄ちゃんからも、(これまで手を尽くしてきたけれども・・・・・)温存の限界を遠回しに告げられた。
今後の対策としては、①インプラント②ブリッジ③(入れ歯と言わず、カッコいい言い方かと思いきや、単に英語にしただけだったぁ)デンチャーの三択。自分的には、かなり悩んだが、②のブリッジにしたいことをドクターに伝えた。理由としては、入れ歯は出し入れが面倒だし、インプラントはこの物価高で昨年の費用の1.3倍に跳ね上がり、このかかりつけ医では50万円以上かかってしまう見積もりだったから、消去法で?あいだを取って?ブリッジを選択したのである。
僕の選択を受けて、ドクターはむし歯の治療よりも、「上左第2小臼歯の抜歯を優先しましょう」と話した。抜歯は歯を抜けば終了ということではなく、その後の抜けた痕のケアや安定化に時間がかかるかららしい。なので、自分的には少々急な運びで、抜歯を行うことになった。つぎの診療日(3日後)が抜歯日となった。
ドクターからは「抜歯は麻酔を使いますが、施術中も少し痛みを感じる方もいらっしゃいますし、1~2時間くらいで麻酔が切れた後はけっこうな痛みを感じる場合もあります。そこはお知り置きください。」と痛みに備えよとばかりに念を押された。また、治療段階ごとに「大丈夫ですか~?」「痛みませんかー?」「お痛みないですか?」と確認され続けた。まるで痛むことが前提かのように。
僕は実際、歯や歯茎を含め口内が痛むことは全くなかったが、思わず心が痛んだ。それは、小臼歯(しょうきゅうし)抜歯時のドクターの小休止の時だった。(洒落じゃないから~w)ドクターは動揺度が進んでしまったと言いながら、小臼歯抜きにちょっとだけ苦戦していた。麻酔で鈍感になっているとはいえ、あきらかに引き抜く方向を微妙に変えて引いてみたり、器具で何度も歯を掴み直したりしていたのが僕にはわかった。
ドクターの無言だが、ちょっと困った感が出ている所作に、僕は涙がジワっと目が潤んだ。「今まで、うん十年も前から、5番目の位置でがんばってくれた、いや踏ん張ってくれていた歯といっていい。その歯が、意図的にその位置から力づくで外されようとしている。その与えられた場所であたえられた仕事をがんばってきたんだと言わんばかりの最後の抵抗、もう神経も生きていないはずなのに、まるでこの小臼歯が生き物のように感じた」瞬間の感傷であった。
顔に専用の薄いシートを被せて治療を施しているドクターは、そんな心中の僕の目の潤みには気づかなかったはずだ。抜歯後は、淡々と以下の9つの注意事項を述べて、消毒のための次の通院日の予約入れのためにパソコンをいじりに診療ブースを離れた。
注意事項①ドライソケット(歯を抜いた後、歯の根っこが付いていた骨の上がおかしくなって激しく痛むこと。)に注意すること。
②頻繁に強いうがいは、止血を妨げるので要注意。
③麻酔切れ後の痛みには、鎮痛剤を服用するが、痛みがあるからと時間を開けずに連続服用はできない。
④もし歯茎や頬に腫れが出たら、湿布薬は使わず、冷水タオルで対応すること。
⑤食事は反対側の右側で噛んでやわらかめの物を摂ること。
⑥今日だけは入浴は避け、シャワーで済ますこと。
⑦飲酒や刺激物の摂取は避けること。
⑧激しい運動や夜更かしも避けること。
⑨抗生剤は3日分、必ず飲み切ること。
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