ハッチsunのブログ

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『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』を批判したーい!

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広瀬すず、LIKE!

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 んー、『夕暮れに手をつなぐ』の広瀬すずをべた褒めして、評価を上げていただけに、美神アンナという、ゲノム編集ベイビーからの頭も身体も天才女というキャラは特殊すぎて、また、TVドラマシリーズで固められすぎていて、映画で変化を加えることができなかっただろうから、女優としての広瀬すずの深みや広がりを見ることはなく、ギャップが悪いほうに大きく感じた。★出演作のタイミングの悪さも減点ポイント。

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 つながりのある俳優陣から指摘していくと~、まずは、TVシリーズではポンコツキャラ設定をうまく演じて、アンナすずを引き立てていた櫻井翔の風真だったのだが、本映画ではポンコツ三枚目ぶりが発揮されず、中途半端で目立たない存在になってしまっていた。★準主役のキャラが不明瞭も減点ポイント。

 

 脇役の使い方は、どうだったのだろう?映画を見た後で気づいたが、大島優子、出てたんだぁ。橋本環奈、もうちょっと、出演時間を増やすべきだし、ストーリーにからませるべきだし、入院してる状況なんだけど、もっと動かすべきだねー。極めつけは、ネメシス事務所の敵役のつえ~奴として魔裟斗が使われていたこと。存在感がまたつえ~、強すぎる~、そしてカッコいい、K1チャンピオンの現実味のある強さあふれる身のこなしは隠しようもなく表現されていた。そのために、ゲノム編集で戦闘能力も天才並みとされるアンナすずであっても、正直勝てるはずがないと観客に思わせてしまうのだぁ。★脇役の使い方がおかしいのも減点ポイント。

前回映像批評リンク

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 ストーリーもどうだったのか?アンナすず出生に関わるゲノム編集技術は、これからの世の中を大きく変容させる可能性もある、未知で貴重で革新的なもの。これを奪いたい・利用したいという勢力として、今回は世の中を自分の理想郷に近づけたいと考える真木よう子が操るハングレ集団と今の格差社会の安定化の中で活用したいとする世界的富裕層がバックにつく佐藤浩市の洗練された戦闘集団が設定されていた。この2つの集団からのアプローチに振り回されるネメシス陣だったわけだが、佐藤浩市側の仕掛けたことが、夢とか明晰夢とかとバーチャルリアリティの世界を取り混ぜたものであったがゆえに、わかりづらかった。もっとTVシリーズのように、謎解き解説編的に明快にやってほしいのに、観客が?と思う時間が長すぎな上に、トリックの仕組みの説明が不足しすぎだ!TVシリーズを見ていた観客にとっても理解しがたいストーリー展開も減点ポイント。

前回映画リンク

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 やはり、前節のストーリー展開のまずさを助長したのが、CGを駆使したアクションの撮影だろう。確かに大音響とリアリティのもとに迫力があり、モノがぶつかり合うシーンやヒトが傷つけられるシーンは衝撃が走った。が、そこに重点をおきすぎたのではなかろうか。CGはTVシリーズのようにアンナすずが「入る」シーンとか戦闘態勢に入る時に絞ったほうがわかりやすく、面白かったのではないかと思う。

 

 実際、雑誌などの映画インタビューで広瀬すずさんは「CGアクションシーンの出来上がりがすごいと感じると同時に、その中での振る舞い方・演じ方が初めての経験で戸惑った」的な回答をしている。制作陣が主役を惑わせてどうする~!?だから、総合的には例えば某ポータルサイトの映画批評で、シン・仮面ライダーが3.4点なのに対し、本作は2.7点にとどまってしまった。

 

 あー、今回は全く褒めてないねー、どうしよう。批判ばっかりで、ごめんなさーい。広瀬すずさんも櫻井翔さんも大好きな俳優さんたちなのに・・・。逆からいうと、TVシリーズのネメシスが面白すぎて、映画版への期待が大きくなりすぎたからなのかも。(笑

前回リンク

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