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門松 初めて気づいた事20230111

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実は徳川流の「そぎ」タイプの門松なのだ!

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 門松=かどまつと言えば、発音的に角松敏生(かどまつ としき)さんがまず頭に浮かぶ、年代バレバレー。"You're My Only Shinnin' Star"名曲だぁ~。さて、今回の初気事もわかりやすく太字下線で示していきたいが、そろそろ撤収される頃合いになっている、お正月飾りの超メジャーの門松についてである。

 「今さら門松について知らなかったことなんて!」っと思われる方もいらっしゃるかもだが、そもそも、世の中には謎やはっきりしないできごとに満ち溢れているねー。

 

 そう、門松と言えば、その命名通り、門の前に飾る松で、年神様が家を訪問しやすいように、目印を立てるものである。一年じゅう落葉せず緑色の針葉を保つ松、すくすくと成長が早く生命力の強い竹、新春に開花し、年始にふさわしい梅、これら3つの縁起物「松竹梅」が基本、用いられるのは、皆さん、ご存知のことだろう。

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 が、しかし、歴史を辿るとー、おそらくは、①中国から伝わってきたものなんだろうが、中国全土で流行っていたものではないらしい。しかも、②古くは松の枝一本とか、常緑樹だけとかをただ真っ直ぐに立てていただけの、非常に簡素なものだったとのこと、驚きだ!

 

 さらに、戦国時代に目を向けると、今年は元嵐の松本潤、主人公役抜擢で注目のNHK大河ドラマ、『どうする家康』の徳川家康にからんでのエピソードが門松のあり様に、大きく関わってくるのだ。びっくりするねー。こんなにびっくりさせてどうするの~、家康さーん!

 

 上の画像にもある、見慣れた形の門松だが、「まつる=祀る」というシャレ的なげん担ぎで明らかに主役であったはずの松である。その③松から、完全に真ん中の立ち位置をぶんどっている、竹だが、その竹の形を「そぎ(削ぎ)」といい、そうでない以前の形を「寸胴(ずんどう)」というらしい。一目瞭然効果のためには、寸胴門松とか、武田流門松で検索してくれたまえ。「なんじゃあ、こりゃ〜」と声を上げる方も多いことだろう。

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 いわれとしては、戦国時代に遡る。できるだけ簡単に解説すると、三方ヶ原の戦いで、武田信玄に負けた悔しさから、近くに生えていた竹を斜めに切り落とし、しかも、家臣に来年から門松の竹はこのように袈裟斬り(斜め切り)せよと徳川家康が家臣に命じたことなどから、はじまったとのことだ。言うまでもなく、徳川の影響の強く出ていった日本ですから、歴史の流れのまんま、袈裟斬りの「そぎ」門松が優勢になっていったのだぁー。

 

 すごい!④竹の武田信玄の首斬りをイメージした家康の強い念が込められたのが、今主流の門松の姿、「そぎ」門松の形なのである。

 

   

 

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