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母が使っていた、僕の成長を記録した育児日記、本シリーズの以前の回から、日記欄外に示された発達段階的短文について指摘してきたが、今回は特に母への影響が大きかったようなので、記しておきたい。
前回青春の日々リンク
母がどこまで意識していたかどうかは、またの機会に訊いてみようと思うが、この日記、画像では切れてしまっている左右の欄外に、疑問形での発達段階的短文が印字してある。これが、「僕の育児の実際への影響力が大だった。」というのが今回一番言いたいことだ。
前回青春物語リンク
内容の一致を整理しよう。発達段階的短文が下線付きで、それに合わせたような育児の実際を続けて並べてみる。
・クレヨンの色に関心がでてきましたか? 1月31日、はじめて16色のクレヨンを買い与える。
・どんな絵をかきますか? 画用紙を与えたら、最初に茶色をとって、次に色々な色を箱にならんでいる順に使ってかいている。思い切り大きくかいているようだ。
・ひとりごとをくりかえしたりしますか? 「バカ」を覚えてさかんに使う。
・意味がわからなくても、よく聞いてあげますか? ピストルや鉄砲に興味をもちはじめ、自分の言う事がきいてもらえない時、ピストルをもち出し、バンバンと私に向けてうつ。私が倒れてやると喜ぶ。後は笑いでごまかす。
・三語文がはじましましたか? 一日一語、多い時は二、三語、新しい単語を喋るようになる。
このように、あまりに一致していることから、母がなんだかんだ、参考にしていたのは間違いない。そして、近いページに以下の有名な一説が記載されていた。
「おさなごを発見せよ」 どうすれば子供たちが真面目に育つか、その真面目な人格を基礎として、更にその中に自由自在に目のきく働きのある頭脳が出来てゆくか、縦にも横にも強くはたらく実行力が生まれてくるか。
それはただ、子供自身がその生命の中に、自分の生命を護り育てるために、なくてならない強い賢い力を授かっているものであることを確信して、赤坊の泣き方にも幼児のまわらぬ口にそのおさない思いを語る時にも、それらによって、ほんとうに彼を知ることが第一です。あらゆる教育の工夫は皆そこから出て来ます。われわれの幼児の教育も養育もこの趣意によって一貫されていることを忘れないようにしましょう。(羽仁もと子著作集「教育30年」より)
前回リンク
僕が賛同したいのは、生命の中に授かっている強い賢い力、まず、これが存在することを信じること。そして、その力を子供の言動から見出してあげなさい、あるいは一人の人間の中のその力を見出す手助けをしてあげなさいと語りかけていることである。特に、「そして」以降の後半部は教育によってサポートされるべきことなのでは?と考えさせられる。
母は僕の子育て中に、このおさなごを何だととらえていたのだろう?これもまたきいてみたい。それが、今の僕の生き方につながっているのか、いないのか、そこにも興味津々だ。^^^^真面目だね~。まじめを漢字で書くことから生じる、さらに固いまじめな印象をもつ「真面目」さ、真剣さとも言うべきかー。いやぁ、今回は真面目すぎたかも~(笑
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