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んー、んー、う~む、うーん。唸るしかない。なぜにこのドラマの視聴率が伸びないのか?ランキングが下位にとどまっているのか、不思議だ。某有名どこのサイトにおけるTVドラマ視聴率ランキングはランクインギリギリの15位であった。
ジャニーズ事務所をめぐる様々なことがあって、音楽業界が混沌としている中でも、本ドラマが、いいパフォーマンスを積んできているモノやヒトをピックアップしているだけに、もっと注目度が上がると思っていた。むしろ、ジャニーズを歌番組から遠ざけようとする動きもあるのは、本ドラマの出演アーティストにとっては、追い風じゃないかと感じていたのだが・・・・。
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後半にかけて盛り下がらないよう、前半にちびっとずつ出てきた、ミア西表役の菅原小春と世界的シンガー、マリア・ディーゼル役のアヴちゃんの再登場、アーティスト性を強調するには十分な尺ではなかったかもしれないが、ともに圧倒的に力強いインパクトと、その抜群の歌唱力を発揮していた。
菅原小春は、主人公の上白石萌歌演じる英子の代役として、英子の歌う『DREAMER(ドリーマー)』をサプライズ的に?向井理演じる諸葛孔明の策略の中のダークホース的に?披露する。それまでダンスパフォーマンスに頼りすぎてきた自身の演出されぶりに疑問を感じていた小春演じるミア西表自身が、突破口として歌での勝負に出るという、一種、一か八かの賭け事的にスリルの感じるストーリー展開の中での歌一本だけの披露。
なんだか、人知れずボイストレーニングに通って、歌唱力を鍛えていたという裏話が、裏じゃなく表にという流れなのだが、なんだか演技に思えない、あの個性的なダンスの動きに象徴されてきた、菅原小春は歌においても個性的だし、いやそのレベルの高さは、単に歌手としても認められるくらいであることから、小春自身が真に、改めて歌手デビューするつもりなのでは?と、つまり、これまたドラマの世界から飛び出して大々的に売り出す計画を孕んでいるのでは?視聴する側に思わせるような、圧巻パフォーマンス。おそれいった。はっきり言う。上白石萌歌が歌ったドリーマーを聴いた時より、背中から揺さぶられて、涙がたくさんこぼれたね。さすが、小春。これまでの経験が違うし、元々持ってるものが違う。賞賛の言葉が止まらない。
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そして、もう一つ、森山未來が単なる三国志好きのライブハウスオーナー役っていうのはもったいないなと思っていたら、しっかりアヴちゃんと絡ませてきたよ、過去ストーリーで。アヴちゃんのこれまた、他に類を見ない歌声に惚れ込み、バンドを組み、他を席巻する将来を見据えていたギタリスト役を森山未來がいでたち若くみせて演じる回が組まれていた。
バンド仲間や、アヴちゃんの能力を信じているからこそ、未來演じる小林がやってしまった裏の手段、裏金活用でワンチャンスを逃さない保険をかける方法。それを単なる裏切りとしか見ない、いや見れなかった仲間たち。自分たちの実力をどう評価し、外からどこまで評価されているかをどう判断すべきだったのか。苦悩した未來演じる小林に現実はとても厳しく、冷たかった。芸能界・歌唱界・音楽界の明暗の中では、類似の話はたくさんあったのだろうなぁと思わせる、違和感1つ感じないストーリーの中で、仲間への愛・信頼と仲間との裏切り・別れが描写される。回想シーンやちょい出しシーンで、えっ?こんな高い声と超高いレベルの裏声?が融合するの!?と最初は異和感まで感じてしまうくらい、初めて耳に入る声なんだが、歌詞の意味が伝わると、もうアヴちゃんの個性として耳になじむ心地よさ、もっと聴かせてほしい、もっと本ストーリーに利かせてほしい歌声だ。時間的にも、内容的にも。そう、もうちょっとほしい!おかわりが!と故意に視聴者がそう思うようにこの番組プロデューサーが、もし仕組んでいるのだとしたら、大間違いだ!!!!きっと、先述の視聴率ランキング低迷の一因は、アヴちゃんの出し惜しみである。はい、ここ、間違いなく批判ポイント。
まぁ、いいさ。きっと、このドラマオンエア終了後も、今はいろんな動画サービスがあるから、ずっとくすぶりながら、ながらえていくと予想する。(そしてサムディ、再燃してほしいね。)そのくらい、僕は高評価・好評価だ。下記のU-NEXTでも、なんでもいい、ご視聴あ~れ。
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