今週のお題「上半期ふりかえり」
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フジテレビ系のTVドラマ、2017年10月期から2023年の4月期のキムタクの教場0まで、初回視聴率2ケタ発進を継続してきたらしいね。ちなみに教場0は初回12.1%。最近不振が続き、2024年1月期『君が心をくれたから』の初回7.2%に全く同数値で、『366日』も1ケタ発進にとどまった。
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その後の 『366日』の推移は、第二話6.4%→5.9%→6.6% →5.4% →5.6% →5.9% →5.7% →5.9% →6.0% →ラスト6.6%と苦しんだねー。上半期のドラマ視聴率ランキングでいくと、下の方である。ネットでは内容についてのコメントやネタバレ注意情報がけっこう出ているのに、なぜだぁ?
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まぁ、僕が一番に強調したいのは、この作品の誕生にまつわるところである。ご存知の方も多いだろうが、本作はHYという音楽グループの名曲『366日』の世界観から発想したオリジナルストーリーというところ。つまり、ドラマ中もけっこう流れる、この曲、思わずボーカルの歌い方に聴き入ってしまう。しかも、コラ企ものでふれてもいいくらい、ボーカリストたちがよりよい?より個性の強い?仕上りを目指して、競うようにデュエットコラボしてる。僕的にも世間的にも、西川貴教消臭力さんとのコラボしても味わい深く、ちょっとした話題を呼んだ。
話題性あり、名曲である主題歌とのズバリなタイアップあり、役者もアリスとゴードン、準役者も長濱ねるなど粒ぞろい、な〜の〜に〜、なぜダメなのか。やはり、主題歌自体というか、主題歌が根幹のドラマゆえに、ダメなんだと言わざるを得ない。
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主題歌が💔失恋ソングとして、ダメになった恋愛を振り返り、前向きに次へ行くならまだしも、その前段階にとどまり、叙情的に、いや感情的にどっぷりと暗い気分に浸りながら、歌でうっぷんを晴らすような、いやもっと言えば、現状、過去を歌うことしかできない、あきらめのつかない気持ちを綴るしかない人の性をリアルに描き過ぎているからだ。
言い換えれば、この曲のボーカリストたちは、シリアスで、どちらかと言うと暗い表情でニコリともしない、いやできないのだろうか?そんな失恋の闇に追いやられるのである。もうみんなお気づきだろう。失恋で悲しい、苦しい様子を、この歌と歌にマッチしたドラマでずっと見せられる視聴者としては、ちょこっとならいいのだが、我慢できなくなるのだよ。開き直れば、現実社会の中で辛・苦・悲を昼間感じつつ仕事してきた一般市民が、何で帰宅してリフレして明日に備えようとする夜に、また 辛・苦・悲だけを感じないとならないのか!ってことだ。 辛・苦・悲が長過ぎたのが、本ドラマの最大の失敗だろう。
けっこうな辛口トークになったかな。Have a break.これ以降は後編に回すことにします。
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