ハッチsunのブログ

Big smile please!

『海のはじまり』を批判した~い!(見終えて)その後のその伍

今週のお題「夏の思い出」

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 やっぱり、僕は有村架純が好きだというと、ただのファン宣言になるので、それはおいておいて~。それでも有村架純演じる、弥生ちゃんが好きだ。人への優しさを忘れない、いや優しくしてしまうところ、人間愛にあふれている。自分に起こる不幸な出来事を、自分の弱さに原因を求め、苦い経験を経て、そこを改善していこうとする姿勢もいい。

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 でも、弥生のキャラ設定として、ちょっとだけ不思議なのは、終始電話などで、冷たい反応しかしない、声でしか登場しないことで、さらに暗い印象しか周囲に与えない弥生の母の存在である。子どもが好きでない、母性の端くれもない、そんな母のもとで生まれ育ったのに、反面教師的に優しい、母性の持ち主になれたのだろうか?スピンオフドラマを作るのなら、周辺のキャラのもの、例えば「兄とのはじまり」とか要らないね。もっと、弥生の学生時代からを描いてほしいわ。

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 『海のはじまり』の脚本家の生方美久さんは、インタビューに応じて、本ドラマで明確に伝えたいことは「がん検診に行ってほしい」と「避妊具の避妊率は100%ではない」の2つらしい。僕は「えっ!?それ?ホントかよ~」と思ってしまう。まぁ、言葉の使い方の問題?、いや、敢えてボカした言い方で、色々な論点や話題を視聴者に自由に話し合ってもらおうとする、故意のボカしかなんだと思う。ストレートに言えば、伝えたいことの2つに共通するのは『命につながる話のはじまり』、つまるところは『命』なんだろう。

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 有村架純演じる弥生に集中して、この『命』の話を問うと、やはり、人の意見を聞きすぎる中で、自分の判断でそう決めたという実感もないままに、無責任でどうしようもなくクズ男と後から判明した彼氏との間にできた子どもを堕胎したことであろう。好きだった人との間にできた子の命を奪ってしまったことへの悔い。特に、冷たい母の助言やらバカ彼氏の意向やらに沿う選択しかできなかった自分への後悔。それを、堕胎した産婦人科の「ご意見ノート」に吐き出していた弥生。彼女は自分の言葉で、悩み悩み抜いて、自分で決断することの大切さを訴える、そしてその決断は常に正しいと肯定的にとらえる悟り、これはちょっと感動的だ。この悟りをノートに残すところが弥生の優しさであり、強さなんだと思う。

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 こんな人間臭い失敗経験を乗り越えて、人間愛に満ち満ちた人格を自ら育んできた有村架純演じる弥生の言動が、最終回にも必ずキーポイントとなって、物語は明るい方向でフィナーレを迎えると思っていた。つまり、ハッピーエンドのためには、目黒蓮演じる夏くんはやはり、頼りない、でも愛すべき父親だから、その子の海の今後の健全な成長のためにも、自分が友達的な母親として頑張っていける~と、もう一度、思い立ってくれるはずだー!!(はい、ここまでは、最終回見る前に書きましたよ。)

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 最終回、僕の読み通りなら、good story OR 読み通りでなければ、全て台無しのストーリー、果たして・・・・。

見終えての更新は、 はい、ハズレ~。 フィナーレへの盛り上がりに欠けるラスト回。「生きる」とか「食べる」とか「健康」っていうのが大事だというのを強調したい回のか?とは思わせたが、なんか中途半端な主張。。。。現状のまんま、周囲のいろんな人に甘えて頼って、海を育ててね、で終わってしまった~。怖いのは亡くなった水希の思惑とおりってこと。

 

  

  

 

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