ハッチsunのブログ

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2023年FOD版『純愛ディソナンス』=不協和音を批判したーい!⑤

 
 不協和音は心の叫びだとよんでいるが,今回は吉川愛の冒頭のつぶやきで表現,いいねー!「好きになってはいけない男は・・・・卑怯者 かっこつけ 小心者 そして妻帯者」但し,最後の妻帯者だけが,本ドラマのテーマに近すぎて,陳腐でおもしろくない。プラス点が減じられて,+30点。
 本第5回は,最も純愛天使役の吉川愛が中島裕翔に迫っていて面白かった。セリフとしては,裕翔のごめんに「どうゆう意味ですか?」
「勘違いしますよ、いいんですか?」
「逃げないで先生の気持ちおしえてください」
裕翔のわからないに、「なんか言ってよ」
裕翔の忘れないよに、「忘れないでください。」
ぜーんぶ,裕翔役に入ってしまう世の男性陣が唸りたくなるくらい,心に残るセリフだった。+50点
 僕がホメすぎて,加点しすぎと言われそうだが,ここからが批判というか,非難ポイントであるよー。そもそも,テーマである『純愛』,これに脚本家のミスリードがあるとしか思えない。前提として〇○〇なしが純愛の定義なのか?「いや違う!」と即座に僕は非難する。しかも,まだなんとなくしかこのドラマ内では描かれていないが,〇○〇なしの純愛が〇○〇ありに愛のレベル的に勝つ的な幻想を広げようとしている。これは,現実主義的な僕の見方からすると,間違いである。
 もう少し,言葉を加えると,〇○〇性愛は奥深く,男女間の関係が営まれ,関係性が継続していく中で,純愛とは全く異次元の世界に突入していくのが真実というか,男女の性愛は,また違う尺度が入ってくるものだと言える。なんだか学園ものでスタートしたところを背景に,裕翔の中に依然として,あくまで先生が生徒を保護する愛みたいな何か寛大な愛情があるような印象まで受ける。僕の言いたいことが伝わっているだろうか?ストレートな世間の例を挙げると,教え子とゴールインの先生,けっこういるしってことだ。
 つまりは,純愛が性愛に勝つ?純愛は性愛の要素を含まない?純愛はそのもの自体が尊い?教師から生徒の愛は純愛要素のみ?これらの疑問形への答えはすべて「否」,どれも誤っていると僕は言いたいのだ。現実的でないし,ドラマとしても,面白くない。
なので,ここは大きくマイナス点で,ー80点。
 吉川愛がけなげに?いやある意味,女としての魅力も出しつつ,裕翔に迫るセリフをぶつけ続ける今回の流れ。ここまで,一組の健康な男女が,周りの男女のからみもありつつ,ツーショット的に盛り上がったら,〇○〇するほうが自然。ここまで,可愛い女子が迫ってきたら,自然な流れで,多少迷いはありつつも,長い期間慕い続けてきた一途な思いに応えようよ,裕翔くん!ということで,まぁ脚本家の狙いや今後の展開法にクエスチョンマークな立場の僕なので,-30点。
 そうは言っても,ドラマ制作サイド,脚本家たちの気持ちを汲むと,ストーリー的には,今のなんだかうやもやしている展開は,よくできていると評価はできる。というのは,周囲からのワナだとわかったから,このタイミングでの勇敢な行動は避けたと裕翔
的には言い訳できる。しかも,吉川愛と過去話に花を咲かせれば咲かすほど,あくまでも先生の立場に戻ってしまう?っていう感じ,否めない。そして何といっても,裕翔と愛未には,歪んだモノだったとしても,二人の愛を育んできた別ストーリーがあったり,愛未父の悪徳に加担しながらの裕翔の社会復帰があったりなど,まぁそれなりに頷ける物語だ。そして,今回5年目?6年目?にしてバレた愛未のSNSを使った拡散仕掛け。愛未サイドからは,仕掛けやワナを続けたり,〇〇い身体を使いつつ,全体をおもしろ,おかしくコントロールしていかざるを得ない一応の理由はあるからだ。
 ところで,視聴率低いらしい。かなり苦戦を強いられているとの情報あり。本ブログで批判と称しながら,批判するに値するレベルのドラマだから,書いてる僕としては,ちょい悲しい。でもやっと,僕の期待と違うところでのラブシーンがあったから,上がると思う。いい女優だね,比嘉愛未但し,早く相手が裕翔とじゃなくてもいいから,吉川愛を〇〇泥に巻き込む展開にしないと,ドラマとして.,終わってしまう危険性を孕んでいるねー。このままだと,本物のウソドラマ,ただのくしゃみと似たフィックション (笑 に終始で終止符を迎えちゃうよ~。このままごめんしか言わない,裕翔では不協和音にもならないでしょ!でも,前回その4で書いたリクエストともいうべき〇○〇なラブシーンが一応入ったので,点数はあげるよ。+20点
 総合得点 出入り激しくも90点!! しかしながら・・・次,第6回が肝になる。
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