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最終回、見終わってのち、SNSのあちこちが、唸り声のようなつぶやきで、いっぱいになった。「はぁ？」「えっ！？」「何だかなぁ」「意味がわからない」「なんなんだ？あり得ない」などなど。視聴者のこのドラマに期待した終わり方はどんなものだったのだろう？
そこを考えると、見事にその期待を裏切った分だけ、意外性が大きく、制作側は「やったぜ！」とでも声を上げているのだろうか？いや、もしそうだとしても、視聴者側をここまで不満な気持ちにさせてしまっている代償は大きく、後々に何らか悪影響でるかもよー。出演者の人気が落ちるとか・・・・。
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主演格の４人を雑に紹介する。レス１ペア目：奈緒と永山瑛太 プレッシャーか何かで男の方がペアとは出来なくなっちゃってるタイプ。レス２ペア目：田中みな実と岩田剛典 多忙だがやりがいもある仕事優先志向？が主因で女の方がペアとはできなくなっちゃってるタイプ。
いやぁ、改めてイケメンイケジョで演技力も備えたいい人材を制作陣はピックアップしたねー。いい女優・男優だったがゆえに、ストーリー展開でコケた感がするねー。映像批判したーいシリーズは、僕が感じた不満をそのままに書き綴ってきているのだが、今回は他の視聴者と同意見のものも多くなりそうだ。気づいた事からもう早速ぶった切っていきたい。ネタバレの可能性大なので、ちゃんと読者の方々はドラマ視聴後に読んでくださいね。
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期待を裏切ったといっても、途中途中の伏線的なセリフを通じて、みち奈緒と岩ちゃん新名がうまくいかない結末はほのめかされていたよ。レスの欲求不満に苦しむ二人が互いの不満な気持ちを理解し合い、互いを「戦友」と称し合ったりして仲を深めていき、不満を解き放ち合う流れになり、一夜の逢瀬に臨むが、みち奈緒が泣き出して至らなかった事があった。
視聴者としては、盛り上がりの炎に消火栓設備が作用したような展開にがっかりした人も多かったと思う。（笑 でも、岩ちゃん新名はこの時を振り返った内言セリフで、「なぜ、みち奈緒が泣いてしまったのか、その理由をわかっている、わかっているけど自分の気持ちはこのままでは済まされない」的なことを吐き出していた。
添付の画像を見てほしい。最終回前の水族館でのシーン。みち奈緒のごめんなさい攻撃に合わせて、水族館のエイが岩ちゃん新名を攻撃してるように見える。このシーンにもこの二人のうまくいかない後先が表現されていたのかもしれないね。（笑 そして、みち奈緒ははっきりとは至らなかったのに、浮気不倫で夫の陽えいたを裏切ったと反省し、しかも陽えいたを傷つけないようにその事を一生隠し通す覚悟を決めるのだが―、、、、。
待ったぁ！と突っ込みたい。ここで一般的にも意見が分かれるのは、男女間の関係の有る無しの判定基準であろう。僕的にはあの盛り下がりシーンからして、浮気不倫には至っていないと思う。精神的な浮気のレベルで止まったと言えるからだ。逆に精神的に強く結ばれているという実感から裏切った感を持つのであれば、その気持ちのまま、みち奈緒は岩ちゃん新名のもとに走るべきだったし、そのチャンスはいくらでもあったわけである。おかしい。
TVドラマ批評シリーズ
まぁ、この程度の精神的浮気レベルの状態のまんまでありながら、みち奈緒も岩ちゃん新名も自身の浮気不倫をしっかり自覚したことが誘因となって、この２ペアは離婚に至る。但し、２ペアともに、ペア間に大きな価値観の違いがあったことを忘れてはならないのに、この違いからの破局が、最終回の離婚から約２年経過した状況下で、忘れ去られたように２ペアともに元サヤにおちつく方向に終着するから、視聴者の多くが納得しないわけだ。
みち奈緒と陽えいた間は子どもをつくる・つくらない。みなみ楓と岩ちゃん新名間はワークライフバランスにおけるすれ違いは仕方ない・すれ違いを減らす。２ペアともに、この価値観の違いに歩み寄りや改善があまり見られないにもかかわらず、元サヤ方向なので、疑問が大きく残るのだと思う。
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制作側は何なのか？離婚しても仲直りして、新しい関係として再構築すればよいとでも？それとも、こんなペアが多いから、少子化はますます進みますよって言いたいのか？現実味もいまいちだし、こうあってほしい的な情熱味（こんな言葉はないかなｗ）も感じられない、なんだかモヤった締まり方だった。
