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※ネタバレの宝庫です。ドラマ視聴後に読んでください。
「誰かを傷つけると、いずれ自分にはね返ってくる。犯した罪は連鎖を生み、やがて周りのすべてを飲み込む。それでも大切なものを守りたいと願うなら、罪の連鎖を断ち切るしかない、全てをかけてでも。」
この中島裕翔の内言、最終回はよかったー。
間に進行する複数のシーンを挟みながら内言がつながるやり方、繰り返しで今回のテーマをはっきりさせるのも効果的だったー。しかもー、
ラストシーンでこの内言の続きが、追加されて、感動を高めるやり方も最終回らしくてグッド! 以下はその続き。
「全てが波にさらわれたとして、それでも残るものがあるとすれば、それは、、、、、」
「それは、もう誰にも咎められることのない、運命と呼べる恋」
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小坂先生殺人の真犯人息子はるとに襲われる流れで事故的に階段落ちしてしまう吉川愛。
しかも因果応報的に小坂先生と同じ現場で、頭を強く打った感じか?
小坂先生と意識不明の重体時、夢の中で会う
小坂先生が自分のようになるなって言われたような気がした。
「先生と別れたはずなのに」
「こんなことならやめとけばよかった」
「人に祝福されるような恋をしたい」
「先生ともう一緒にいたくない」
こんなに立て続けに付き合いにマイナスの言葉を吐き、男をゲンナリさせる。心変わりの速い若い小娘はありがちでリアルで素晴らしいのだが、恋愛感情がブレブレすぎて、番組名の純愛に程遠い。つまり、主人公吉川愛、中島裕翔の関係は純愛でない、なぜならちっとも一途であるとは言えないからだ。
さらに、そんなリアルな小娘は振り返ることなく、未来だけを見て、普通は二度と復縁することはない
だからウソがある、急激にリアリティが下がり、面白くない。
男に振り回される女にはなりたくないと思ってきたが、実際、先生のことしか見えなくてお互い不幸になったと、また過去をマイナスにとらえる吉川愛、、、、過去の解釈をコロコロと変えるなよー、もう、そんな戯言につきあってられないねー、もう今日は最終回ですょと一視聴者としてあきらめモードだよー。
そして、なんか急に最終回で、多くの登場人物がいい人にキャラ変する。これは全くいただけない展開というか、こんなこと、現実社会ではありえなーい。その一番手は佐藤隆太。
②佐藤隆太が中島裕翔にも愛をおもう心理をサポートする動き
③佐藤隆太が吉川愛に気づかせるためのライブ中継URL付きメール送り
④佐藤隆太が中島裕翔に心のままに進んでもいいのではと助言する
なんで、こんないいやつになったーぁ。
しかも、虎視眈々と比嘉愛未を狙っている感じ=野獣的なところが、だんだんと弱くなって、最後は愛未のおっかけからのハグで結ばれる流れが見えたが、ベッドなりソファなりに、綺麗な愛未を押し倒して欲しかったねー。
そんな綺麗な愛未も、ねじれたハートやひねくれた暗い感がなくなり、メンタル急回復するキャラ変。おまけラストシーンでは、悪徳不動産屋の父を大きな愛で包み込み、家族を一からやり直す!?宣言まで出てくる始末。
真の殺人犯、はるとはぎりぎりの所で、人間的なつながりを感じる手紙書く。そんな病みすぎはるとに情を注ぐナポリタンジャニーズも、さらにいい人になるキャラ変。
極めつけは、愛の母、富田靖子。愛と一緒に胃がん治療からの逃亡旅行を計画し、娘を囲い、依存する破滅的キャラから、急に娘の成長を見つけ、逆ギレ演技から、真の親の愛を放ち出す、めっちゃいい母に転向しすぎて変。
このような変が多すぎて変。
また一方で、フラれ先生 中島裕翔、実際、なーんにも吉川愛と深くなってないのにフラれたということになる。普通の男なら、これはかなり凹む状況だ。もうちょい悲壮感が漂うといいのだが、俳優としてというか、一男性として、そんな経験がなさそうなこともあり、演技が甘い感じだ。それでも、主役には最終回だから、いや、最終回ゆえの、ハッピーエンドに向けてのチャンス到来。愛と一緒にいたいともう一度告白する。
「いいよ、先生、私、また好きになっていいの?」の吉川愛のセリフ、なんか、少し気が抜けたよう。手を取り合い、微笑み合って、おわり。この二人の愛こそ、全くのウソものだ。
男女の仲になるシーンが全くないままに、つまり、男女間の恋愛において、一度も小さなピークさえも迎えることなく、関係が築けるはずがないのだから。
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