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綺麗な姿の打ち上げ花火とは、あまり関係のないところから語るが、僕は地元の言葉、つまり方言がそんなに好きくない。偏見だと思われたり、自分の田舎がマイナスイメージでとられたくはないので、飽くまで僕個人の環境やら、感じ方、受け取り方に大きくは関連した好き嫌いの問題ということで留めておきたい。親、親戚、先輩たちから高圧的な決めつけをされた際に、僕に向けて発せられた言葉が方言として耳や脳に刻まれているんだと思う。「言語は思考を規定する」誰の名言かも忘れたが、一度しっかり勉強した上で論じてみたいと考えている。
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田舎の中の田舎の花火大会に出掛けた時の話である。僕は彼女になりそうな彼女とお近づきのシルシというか、2人きりで夜のデートに行くという既成事実作りでもあったわけだ。まぁ、より親密な関係になりたくて、その花火大会に誘ったのだ。
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花火イベント会場から適度に離れた駐車スペースから、僕らは眺めようとしていた。予定通り、打ち上げが始まり、オーソドックスな大輪の花を思わせる花火が一定の間隔をおいて、ヒューゥゥ、バーン!ヒュルルルー、パン!・・・期待に応えるように空高く昇って行き、遅れ気味な破裂音と一緒に丸く大きな光を放ち、放射状に広がり一瞬にして消えて行く。
その都度、真っ暗闇を微妙に照らす。色も眩しさをも感じさせる白から黄色い色もあれば、赤系の色で統一感のあるもの、青系で統一、紫系、緑系、ピンク系、混合系、様々に花を咲かせていた。僕はもちろん、花火鑑賞そのものにプラスして、彼女鑑賞していて、2人だけの空間を楽しんでいた。
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花火は10分続いたのだが、理由が不明なのだが、明らかに始まり、序盤なのに車で駐車場を出る人たちがいた。まぁ、ここは会場じゃない駐車場から見てる僕らの感覚だから打上途中移動もマナー違反とは言いづらいなぁとは思いながらも、せっかくいい景色が広がっている最中なのに、ヘッドライトやエンジン音、邪魔だなぁとは思った。これらは、100歩ゆずって仕方ないとしても、実は打上中の退場者の中に「こいつはあかん!」と言いたいヤツがいた。
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僕の車の近くに停めていた車に近づいてきた家族連れ3人。中のオヤジらしき人物が、「同じのばっかいやらいよ」を5回も大きい声で子どもや奥さんに(周囲の別な見物客にも)伝えていた。結果、早くここを出るように促した感じになった酔っ払い的オヤジ、3人家族のお父さん。花火師や大会主催者の作品コンセプトや意向を推しはかることもなく、途中退席する鑑賞態度、マナーの悪さ。きっとこのオヤジさん、何らかの理由で早く帰宅したかったと思われる。お酒を飲んでのことで、車で来場していた家族、奥さんの運転で帰るしかない中、「同じのばっかいやらいよ」の続き言葉に「はよ、帰っど、はよ、乗って、車出せ」が文脈上あると思った。奥さん、子どもが無言でしぶしぶっぽく従っていたのが可哀想だった。
このオヤジの例のような方言、言われた側、周囲の者が黙らざるを得ないような言葉遣い、シチュエーションを含めた方言が、嫌いなんだよ、僕は。そうそう、言うまでもないが、花火は序盤の第一部を終え、中盤の第二部ではハート型を造るものや、小さい弧内でグルっと光る5〜6の集合体や、しだれの長いタイプなど創作種のものが多いパートを経て、大きめの色んな弾け方の花火が連続というか、パンパン重なり合うフィナーレで締める第三部と進行し、田舎の中の田舎の花火大会とは思えない充実ぶりだった。江戸時代から伝わるめで言葉の、「たーまやー」の掛け声もあちこちから上がっていたよ。
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