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和菓子大好き甘党男子を公言している僕、今回のみかんボーロをおすすめするにあたって、ちょっと迷いが・・・。みかんボーロは区分として丸ボーロの一種だが、和菓子と洋菓子のあいの子のようなものだよね。伝統的なお菓子として、その歴史にも切り込んでいきたい。
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そもそも丸ボーロについて、僕の所感としてはわりと和菓子屋的な所で扱っている商品で、名前にカタカナが入っていることからもわかるように舶来ものであり、和菓子屋に並ぶお菓子の中では比較的甘さ控えめなイメージがあった。そして、昔からの製法下のものはわりと表面は乾いていて、口の中に入れてからの味わい方があるような感じ？別な言い方だと、口の中で溶けてから味わいが変わるもの？口にする段階で、乾いている関係から、ぽろぽろこぼれ落ちてしまう印象があった。このことから勝手に丸ボーロの名前はぽろぽろ→ポロポロ→ボロボロこぼれることから来ていると勘違いしていたね（笑
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最近では、お客様満足度を意識して、より子供や高齢者にも適応し、食べやすくするために表面からしっとり感があるタイプ、とにかくやわらかさを採用したタイプが開発され、主流になっている気がする。そう、この佐賀みかんボーロも。やわらかくしっとり感がある比較的新しいタイプだよ。その触感も手伝って、以前のタイプより甘さもより強く感じたよ。
そして、包装にも書いてあるが、「ひとくちで広がるみかんの爽やかさ」っていうのが本商品の売りポイントだ。感じる甘味に対抗するように、口内ではすぐに爽やかな酸味とみかんの風味が湧き起こる。でも全体的に甘味は負けない、そこがいい！詳細な味のバランスを確かめきれないうちに一枚、食べ終わってしまった。だからもう一枚とすぐに手が伸びる。
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佐賀みかんのブランド、「あんみつ姫」を皮ごとペーストして生地内にたっぷりと練り込んだとのこと、確かに練り込まれてるよ～！感じるよ～、みかん味！って感じ。先にも述べたこの対抗する味同士のバランスが美味い。このまま普通の食べ方で十分なのに、もう一つの味わいバージョンをおすすめしてる大坪製菓株式会社（佐賀市木原３－１６－１５）さんはえらいね。オーブントースター活用で焼いてバターを付けるとまた違った風味で楽しめるとのことだ。
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最後に歴史。丸ボーロについて、「ぼうろ」についてのお勉強だ。今から約四百年ほど前にポルトガルから伝わり、日本で初めて洋風の味を取り入れたお菓子と言われていますとのこと。そして現在では、九州を代表するお菓子の一つとして知られるようになったとのこと。つまり、僕が冒頭で書いた事、和菓子洋菓子の区分がちょっと微妙な混合パターンであることは事実のようだね。
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