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2023年FOD版『純愛ディソナンス』=不協和音を批判したーい!①

 

 

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 こんばんわ,皆さん。このTVドラマについて語る時,こんにちわとかおはようございますの時間帯であっても,こんばんわで挨拶した方が合いそうである。そんな人間の持つマイナス部分とかダークな部分を誇張して描いてる感があるよ。

 面白そうだよ,このドラマ。視聴率も高そうだし,お題目通り,批判できるか,ちょっと不安だ。そしてネタバレ注意で書くよー。でもまだ観てない人は観てから,このブログは見てね。

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 主役の一人,高校生役の吉川愛を批判したーい。まずは,彼女1999年生まれの22才だよー。役の年と実年齢が離れてる~!正直,番宣で出ていた朝の情報番組の,セーラー服姿の吉川愛を見た際,いやいやサギっぽいと思っちゃったよ~。彼女がドラマ番宣のため,一人で出ていたから,なおさら女優としてでなく,まさしく番宣役だったわけよ。そのしゃべり方,振る舞い,しっかり大人すぎて,見ている僕の方が「うーん,無理がある!」とうーんの所はまさに不協和音を発してしまった。視聴者に観る前から不協和音を出させるとは!(笑 狙ってたのならすごいが,どうだろう?

 

 そもそも,僕の彼女の女優として印象にある事は,超変てこりんで時代先取りしすぎて異色すぎたドラマ『カラフルブル~ジェンダーレス男子に愛されて~』のジェンダーレス男子の李光人とラブラブ恋愛中でありながらも,自分のキャリアも大事に両方ともゲットするカノジョ役を演じた経験だ。若いけど,抱擁やキスシーンもあり,やることは大人の女性のイメージだったわけさ。その吉川愛が,今度はセーラー服JKなわけ,僕の中ではついていけない。セーラー服女子には,濃厚さは求めないで欲しい。なぜなら,いいドラマが○ダ○トビ○オのような出来になってしまう危険性もあると考えるからだ。この人選はどうだったのか?番組制作陣の間で不協和音を生んでそうである。

 

 というか,上記のように語りながら,吉川愛は,今回のこの第1話だけで僕はそうかんじてしまったんだが,女優として進化?深化?真価?・・・どの漢字がふさわしいか,とにかくすばらしく変化を遂げているように思う。どこが良い方向に変化していたか・・・・以下にまとめる。あれっ?批判できないかも・・・・・・(笑

 

 もう一人の主役,中島裕翔演じる,自分の半生は不協和音だらけと感じている音楽教師とセーラー服JKの吉川愛の出会いが第1話のストーリーだったわけだが。

① 進化 → セーラー服姿で,歩いたり,走ったり,街中や学校を動く様が様になっているんだ。なんだか,精一杯動いている様子に,学生のけなげさが表れていて,だんだんと,セーラー服と吉川愛との違和感が消えていった。自然な感じ。動き回ってバイトして,友や先生や親とからんでいっても,なんだろう?身体から出る汗が臭くない,疲れが見えない,若者らしく,爽やかな風が吹いている感じである。

② 深化 → 前述のジェンダーレス男子に愛されてで醸し出されていた大人女性のちょい○○い感じがなく,セーラーの上から感じる,あまり主張していない胸のふくらみ,スカート下に覗ける,スッとしてないがゆえに男性経験のなさを感じさせる下肢,ともに純な感じの強い青春のまだまだ青いさなかにいる雰囲気が自然に出ている・出せている。これは本当に驚きだ。

 

③ 真価 → 中島裕翔演じる,影あり,迷いあり,不適応ありの訳あり半生男で,純粋すぎて影響を受けやすいが,周囲に合わせようと努力もできる,その上にダークサイドを巧みに使いこなす汚れた大人の面も持ち合わせるキャラを前にして,まっすぐにぶつかり,自分の思いをストレートに伝えようとする,ある意味JKらしい幼さをもった役で挑む吉川愛である。女優経歴の長い吉川愛だけに,色んな役をこなしてきた経験が生きてきているように思われがちだが,今回はそうは思えない。敵とも味方ともまだ判定できないような屈折した心情を持つ裕翔に,自分をさらけ出し,素の自分で年上の男の手を引っ張る愛は,なんだか,うまくいくのだろうかと,こちらがドキドキするくらい,策略のない真っ向勝負をする青さが,違和感微塵もなく体現されていたように思えた。褒めすぎか~。こりゃぁ,放送曜日(木曜)の夜がわくわくだ。

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