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だいたい、ドックの便潜血検査で➕プラスって、どのくらいの精度の高さを持つのだろう?昔から、「ちにてんてん」持ちの僕としては、それは、大腸内に潜む何かのせいではなく、大腸出口の肛門付近にできてしまっている「ちにてんてん」からの出血が、潜り込んでしまったものなんじゃあないのぉー!という気持ちがあった。
でも、炎症、潰瘍、ポリープあるいは、もっと危険なものが潜んでいる可能性があるので、素直に「精検せよ」との医者の指示に従って、大腸内視鏡検査を約5年ぶりに受けることにした。
事前面談で、女医さんに「前回手術の記録によると、大きめのポリープ(良性)を2つとってますが、1つ小さいやつはとってないので、これが成長し残っている可能性がありますねー」と大腸内の数カ所の写真データをPCで拡大操作しながら、言われた。
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前回、同病院で手術した記憶をたどり、その際、加入していた医療保険から約20万の見舞金が出たことを思い出していた僕としては、検査に引っかかってのがん発見!などの悪い方向のリスクを心配するよりも、再び、良性ポリープを除去し、その治療費等を差し引いても、約15万くらいの臨時収入があるかも〜、ワクワク〜と内心、ニンマリしていたのだ。そこに、女医さんの「1つ残っているかも」宣言だ。最近、色んなお金の工面で頭を悩ませていた僕としては、特に嬉しく、楽しみに感じる情報だった。
「ちにてんてん」持ちの僕としては、近年、下剤が進化して下す時の痛みが軽減されてきてはいるものの、検査でよ~く見るために大腸内を下剤等を使ってキレイにする前作業は、下痢の苦行に加えて、肛門の痛み、ぢを悪化させる苦しみを伴う、忍耐力を削られるものであることは、経験上わかってはいた。でも、しかーしである。女医さんの見立てからの何万という臨時収入の可能性も見えてきた今は、本当に良性ポリープがあることに大きな期待感を持ったのである。
検査前から、痛み苦しむとわかっていても、期待感が勝ち、前日の食事メニュー選択からなんだか楽しかった。ファミレスで肉うどんをオーダーして食べた。当日の下剤作りの手順もなぜかウキウキ。2種類の薬剤をスムーズに混ぜられるように、腸管洗浄剤の袋も進化していた!そして、10~15分間の時間をかけて、洗浄剤をコップ一杯、ちびちびと飲み干し、二杯飲んだ後は、水をコップ一杯飲む。このコップ三杯を1タームとすると、4ターム繰り返したのちに、別瓶入りの洗浄剤兼下剤を服用し、またコップ三杯タームを3ターム続ける流れになっていた。
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この流れを示した計画実施表に便の状態ごとに○印で記録して、大腸の中がきれいになっていく過程を検査受診者が確認して行き、確認後、病院に向かう手はずになっているわけだ。記入例の表には第2ターム辺りから便が出始め、別瓶投入前に、もう透明便になっていて、スムースに行けた人の例に思えた。便の回数も16回となっていた。
僕の実際は、やはり苦しんだ。便は22回と記録したが、実際はトイレに移動し入室したのが22回であって、力むと力まざるとを問わず、座って一度出してから、ちょっとした間を置いて、またすぐ出るパターンもあったので、それを何と表現すべきか、排便数!?としては、もっと多かったはずだ。
特に、別瓶投入後は、透明便というより、水便というより、踏ん張ってもいないのに、おしっこよりも勢いよく、吐き出る「おしっこ便」と表現すべきものが出るようになり、これが出る度に、僕の恥部にある「ちにてんてん」はヒリヒリ感とともにかなり痛んだね。また、別瓶投入辺りから急に、腸管洗浄液のにおいが気になりだしたり、なんだか、無理して飲み込んだりしている感が出てきて気持ち悪くなってきた。でも、10~15分で飲み干すようがんばった。
病院に出向く予定時間も決められていたので、結果、お尻ヒリヒリ、ぢの痛み、まだ出し切れてないというか、入れた水分や薬剤の影響で少し膨れた感のある、ぐるぐるお腹でもって病院に出発したのであった。ヒリヒリぐるぐるは、病院についても継続し、検査着に着替えてからもトイレに3回、微妙に痛みながら、少量を出し、ヒリヒリ肛門にティッシュペーパーをあてる時も苦しみながらだったよ。
前回、5年前もこうだったかなぁと、はっきり思い出せないのは、きっとキツい思いをずっと抱えているよりも、忘れてしまったほうが快適に生きていけるという、人間が未来に向けてよりよく生きていくために自然に備わっている、忘れる技術のなせる業なのかもしれない。検査待合の横長椅子に腰かける時も、肛門をかばって、お尻のまさに臀部がシートに座るよう左右に角度をずらしたり、すごく姿勢悪く背中側の腰に近い臀部で座ったりして検査時間を待ったのだった。やはり、実際は思っていたよりも辛くキツい検査前の実態に、トホホという気持ちで凹むしかなかったねー。
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