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「いやぁ～、寒いですねー」と大声で周りに挨拶代わりに話題にせざるを得ないくらい、寒さが身にしみる今日でしたね－。日本が全国的に寒さに覆われ、大雪やらの厳しい気象状況下、あちこちで車の立ち往生までが生じるのは危険な状態である。岸田総理が「大雪予報地域では、外出控えて！」の呼びかけもわかる気がする。
かく言う僕も、今日は実体験的に、ちょっとだけ、身の危険を感じる瞬間があったから、本ブログに記す気になったのである。外出先から帰ってきた玄関での映像・画像が上掲である。まずは、急に辺りの風の音が強まったかなと思っていたら、間髪を入れずに北西の方向から、今度は雨音ではない、なんだろう、ビチビチにパチパチが含まれるのに近い音が僕の後方から迫ってきた～ぁ。そして、風と共に小さい白い粒にコート背中を叩かれるように押されたのだ。
瞬間的に「あられだぁー」と発していた。周囲に人はいなかったが、不意に襲撃を食らった怖れの気持ちから、きっと周りにも伝えられたら伝えようという危険伝達の意もあったのだと思う。本能的な反応だったとも言える。そして南国に住まう自分としては、まぁ珍しい方の気象になるので、襲撃を受けた直後にもかかわらず、スマホにその加害側の正体を収めたくなったのだ。
次には「あられ」と瞬間的に発したのは、合っていたのか、気になった。自分をプラスに表現すれば、僕は知的好奇心の高まりを抑えきれない性分なのだ。（笑 とりあえず、仕事を一旦置いて、調べて確認したのでR。そこで初めて気づいた事が以下の２点だったよ。
①ひょう＞あられ 氷のかたまりがより大きいほうが「雹（ひょう）」というのはわかっていたが、その基準が「5mmより大きいか小さいか」であること。
②気象学的な分類によると、あられは、雪あられと氷あられに分けられる、ということ。
２つの違いは生成過程・時期が異なっていたり、見た目的にも判別は容易である。その命名通り、雪あられのほうが雪に近く、白く不透明である。構造上も雪の結晶の型を残しているのが雪あられなので、ふつうにあられとしてイメージするモノ（たぶん、お菓子のあられとかの連想につながる形とか雰囲気）に近いのは雪あられのほうだろう。
それぞれに対応する英語は、あられはgraupel、雪あられはsnow pellets、氷あられはsmall hail である。国によって分類の仕方が違うことから、みぞれや凍雨といった類似の現象が一緒になったり、分けられたり、混同した使い方になっている。
この2つの初めての学びを経て、改めて僕の背中を不意打ちしたあられを見てみると、5ｍｍより大きいのも少数含まれているので、正確な表現をするなら、「冷たい雨とひょう混じりの雪あられ」がその正体だ！と言えそうだ。
ところで、皆さんはお笑いタレントの篠宮さんがやってた「秒で覚える漢字」をご存知だろうか？個人的に気に入っているのが、颯爽という漢字の覚え方である。この書きを覚えるのに、「短く・小気味よく・わかりやすく」の方針の下に工夫されたのが秒で覚える漢字なのである。颯爽は「たちかぜ、め・め・め・め、だぁい」とリズムよく発声して覚えるのである。×印に見えるところを、め・め・め・めと表現したところが絶妙である。
これを真似て、僕は今回のあられに関する学習の総仕上げとして、あられの漢字「霰」を「あめたつつきのぶん」と改称して覚えたいと思う。確かに「あめかんむりにちる」というオーソドックスな覚え方もいいだろう。地面にあられがバァ～っと散らばる様子を思い描けば、腑に落ちる方法なのかもしれない。あるいは、あられが降った後、わりと短時間で溶けて水に成ってなくなる様子が「散る」に表れているとも考えられる。でも、色々バリエーションがあっていいのではなかろうか？単純に漢字を絵のように見てみるというか、実際に書く場面を想定すると、「あめたつつきのぶん」というように、「あ」と「ぶ」を強く発声しながら書く練習と一緒に行うといい感じになる気がする。
そーしーてー、もし、また今回のように霰（あられ）に不意打ちされた際は、僕は間違いなく、その寒さ・冷たさ・ちょっとした怖さに負けじと、しかも怯むことなく叫ぶことだろう、「あめ・たつ・つき・のぶん アラれっ～」とｗｗ
Instagramでの不意打ちの霰（あられ）動画もご参照くだされ～。
https://www.instagram.com/reel/CmehggHDE-8/?igshid=YmMyMTA2M2Y=
