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この画像、本来なら内容にばっちり合う小学生の標準服のスカートの絵がほしい。 ちょっとイメージと違うが、僕自身がこんな感じのスカートを着た子に対して、大人になった今でも、なんだかよくわからない、プレッシャー?を感じるのは事実である。
そしてなんだか、うまく書けるかどうか、心配になってきた。それは、やはりトラウマと自分で言えるくらいのショッキングな出来事だったからであろう。トラウマとは、Tiger and horse といった動物ではない。(笑 この手の笑いを挟むのは、深刻になりすぎないようにしようと無意識のうちに、僕自身の心が防御態勢をとっているのかもしれない。
よって、うだうだと書き進む感じになりそうなので、題名にもシリーズを表わす数字がなんと、小数点第二位まで登場し、2.6でなく「2.61」とした。
小学校時代に、なぜかクラスの男子の間で流行っていたスカートめくり。昨今の若い世代の男子にはこの言葉は通じるのであろうか?いささかの不安を持ちながらだが、その名の通り、男子が休み時間などに、ふざけた勢いのまま、自分が気になる女子のスカートの裾を手(中には掃除用具や定規を使う時もあった)で下から上にめくり、中に隠れているパンツ・パンティを一瞬的に露わにさせることである。めくり対象となった女子の恥ずかしがる様を見たり、反対に「何すんだよ~」的に、めくった男子をおっかけて背中を叩く逆襲に出る様を見たり・確かめたりする、そんな男女間のおふざけゲームであった。
人気のある女子ほど、めくり対象になりやすいというか、めくられた時の反応が良くて人気が出るというか、そこは双方向的に男子と女子の間のやりとりの中で、このおふざけが自然とエスカレートしていった。真剣に怒る女子は面白くなく、ふざけや冗談半分の男子の行為に半ば照れつつ、「いや~!えっちーぃ。」と反応良く、そして追いついて叩く逆襲まで行かずに、しつこく追っかけては来る程度のじゃれ合いをしてくる、そんな女子が1番人気だったように記憶している。 幼稚だった僕も、その1番人気の女子に数回、スカートめくりを仕掛けて、走って逃げたことがあった。
ある日、学級委員長的女子を中心に女子陣が、スカートめくりが多すぎると担任の先生に訴えた。即座に、担任の男性教師は「今からスカートめくりをした男子は、クラスの女子全員の前で裸にならせる、女子のパンツを見た罰として、その男子のパンツ一丁の姿をさらさせる。」という対策を発表した。
その発表後は、クラスの男子のふざけは一気に沈静化した。お調子者で、これまで1番スカートめくりをした回数がダントツで多かったY元くんは、「そんな恥ずかしい目にはあいたくない。」と特に慎重に行動していた。Y元くんは、ついさっきも、手にしたほうきの柄で距離を稼いだ状況で学級委員長的女子のスカートを彼女の後方からめくって、うまく逃げ切ったばかりだった。
対策発表の翌日、僕の事件というか、アクシデントは起こってしまった。午前中の休み時間、机から床におとしてしまった30cmの定規を無造作に拾った際、僕がかがんだタイミングで、近くで誰かに押された1番人気女子が僕の後頭部上方に接近していた。人の動きを風みたく感じた僕だったが、その接近を避ける気持ちもありつつ、手にした定規を少しだけ挙手するように持ち上げながら立ち上がった。
「どんな確率で、こんな事って起こるんだろう?」とはしばらく後になって考えたことだ。うまい具合に定規が1番人気女子の濃紺色のスカートをすぅ~うっとめくり上げていたのだ。彼女は、いままでのスカートめくりされた時のようには反応の声を上げなかった。彼女的には、僕が意図的にしたとか、僕がめくってパンティを見たとかがわからなかったのかもしれない。
あるいは、めくり禁止になっているのに「なぜ?」とびっくりしたのかもしれない。彼女の真意は全く不明であるが、その辺りを確認したり、感じたりする間もない状況に追い詰められたのは、これまた近くにいたY元くんが、「〇〇くん(僕)が、やっちゃいけないスカートめくりをしたぁー。」と僕の事情も確かめずに、まるで自分がスカートめくりをやっていたノリで、面白がって、僕を罪人に一気に持って行ったからだったのだ。「あー、先生に言ってやろ。知らねーぞぉ、女子の前で裸だよ、脱がないとー、〇〇くん。」Y元くんに近しい男子が集まってきて「スカートめくりで、裸見せだ~。」という声が上がる。僕は故意ではないけど、めくってしまったのは事実だし、でも・・・・と内心で葛藤後、「わざとじゃないから。」と小さい声で口に出すのがやっとの弱い心であった。
おぃ青春スタート
あぁ青春スタート
はぃ青春スタート
その日の放課後、僕は教室に男子は一人残されて罰を受けるハメになった。今思えば、この担任のバカ男性教師は僕の事情なんて一言も聴きもしなかった。きっとY元らの目撃証言というか、今で言うチクリが大きく取り上げられ、被害側の1番人気女子の気持ちの部分や女子陣の意見のほうを強くみたのだろう。そして、見せしめ的にこのスカートめくり対策の罰が実行されることでの今後の影響力を考えたに違いない。
子どもの人権とか、そんな言葉が使われてもいない時代とは言え、このバカ男性教師は、加害側とみた小さく弱い僕の人権への配慮は微塵もなかった。女子陣の希望や意向を聞き入れることで教師自身の人気や信頼を得ようとしていたんだとも考えられる。彼はいつも不機嫌な顔をしていて、あまり笑わない教師だったが、この時は無表情でこう言った。「おまえ、スカートめくったんだろう?」
その問いに、僕は首を横に振るしかできなかった。それでも彼は「みんながめくったって言ってんだから、めくったわけよ、止めないと罰を与えるって、昨日話したばかりだろ。だから脱いでもらうよ。」と僕に言うと、女子陣に「はーい、女子は円くなって、〇〇(僕)を囲んで~」と指示を出し、彼自身は女子に輪を作らせながら、輪の外に出た。そして、さらに「女子のほうはスカートの下を見せることになったんだから、おまえはズボンの下を脱いでみせないとな~」と僕に声をかけた。僕は、女子の前で男子一人の見せ物的状況や服を脱がないといけない恥ずかしさと緊張や、自分の主張ができず通らずのある意味理不尽でもある、残念な状況に置かれてしまった悔しさが相まって、涙が出てしまった。もう幼すぎる僕の心は、精神的に限界だったのだ。僕の視界は涙のせいで、自分の真正面にいる女子が誰なのかわからないまでの見えなさであった。
この状況に、ちょっとやりすぎた、攻めすぎた?責めすぎた?と思ったのか、バカ男性不機嫌顔教師は、突然「はーいじゃぁ、女子は先生の号令に合わせて、全員、〇〇(僕)にスカートをめくって見せるよ~、せーのでいくよ~、いいかなぁ?」女子陣からは「何?」「なんで?」という戸惑いの声も漏れていたが、バカ教師は強引に、「はい、女子みんな、一斉に合わせるよ~、せーのっ、はーい見せてあげて~」と言い放った。涙をこぼしながら、半ば呆然としていた僕の目には、正面にいた3~4名の女子の黒から紺のスカートの内側の中心部に小さく白っぽいモノが涙の影響でうっすらと映っていた。
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