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今週のお題「盛り」
久しぶりに吉野家に入った。なぜ久しぶりになったかというと、牛丼を食べたいと思いつくと、競合店のすき家の「とろ〜り３種のチーズ牛丼」にハマっていたからなのだ。でも、すき家で毎回同じものを頼むうちに、やはり飽きがきてしまった。
昔、牛丼で、早い、安い、うまいの3点キャッチフレーズで売れてきたのは、吉野家だった。僕の中では、牛丼といえば、千古不易で吉野家の牛丼だったはずなのに、3種のチーズ牛丼の味の革命、チーズと牛肉のコラボにいとも簡単に、すき家にひるがえってしまった。そして、それにも飽きた、僕という人間は一体何なんだろう？
前回雑談リンク
そんな根源的な問いはおいて入った吉野家は、メニュー表も変わっていた。ちょっと昔に加わった豚丼は知っていたが、それ以外にも見知らぬ新メニューがあり、それなりの企業努力は感じられる。だが、アピール度はまだまだだ。（最近の新メニューについては、またの回に記述を譲ろう）
前回お題リンク
僕の食の欲は、メニュー表の写真からという視覚からの刺激でなく、なんと味覚からのものによって動かされた。難しく表現しちゃったが、チーズと牛肉・牛汁のコラボにまだこだわっていたのだ。小さいサイズでメニュー表に入っていた「チーズ牛丼」、これを見～つけた！って感じ。やはり、チーズものの味わいを比較したくなったのだ。
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やってきた「チーズ牛丼」の画像が上掲のものだ。まず一番に思ったのが、けっこうチーズが「盛ってある！！」ってことだ。実はこの画像は、自分がこの時、お腹がすいていたため、左側に先に箸をつけてさわってしまった。だから、左側の肉が表出しすぎている。最初はもうちょい肉色は隠れていたのだ。そのため、「盛ってある！！」の次に感じたのは「けっこう白い！！」ってことだった。「いいね！」さらに食欲がそそられた。だから、思わず箸がカメラより先に動いてしまったのだよ。なんと、欲にまっすぐで正直な僕なんだろう。（笑
サラダ・みそ汁をつけて、消費税ついても７８３円！安い！この物価高が叫ばれる昨今にありがたいと感謝すべき価格だ。外見だけでも、栄養バランスがとれていて、よい食事であると言えよう。
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さらには、レシート見てほしい。レシートの表記のとおり、僕が頼んだメニューは、牛丼並みがベースであって、それにチーズが盛られたにすぎない。吉野家内部の認識もそうなのだろう。ここが、イケナイ！！戦略ミスだ！！とご意見申し上げる。
僕のこのチーズ牛丼を見た感動に従えば、社内的にも、外向けにも、例えば、「雪白牛丼」とかどうだろうか。すき家に負けじと「雪のように白チーズ増し増し牛丼」でもいいかも、もっとネーミングセンスを今風に変えるべきではなかろうか。コストは上がるが、いわゆる「ましまし＝増し増し」効果で「雪盛り牛丼」でもイケるかもしれない。季節が合ってないのが玉のキズだが（笑
これらと、新メニューについて、流行の「シン」メニューとするとか、宣伝広告費があれば、コラボ企画もやれそうだ。ネーミング次第でまだまだ上に行ける余地を感じる、久々の吉野家探訪だったぁー。
