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７月８日（金）14時以降，人々の関心はブログから離れ，「安倍元首相狙撃さる」関連のTVやネットニュースに集中したのだろう。アクセスがぱたと止まった。（自分だけではない，全体的な傾向であろう。）
一国を率いた人物が，警備体制もしかれていただろう中で，結果殺されてしまう衝撃は，HSP（ハイリー・センシティブ・パーソン）でなくても，胸が痛むくらいの大きさである。しかも国防に携わっていた者によって，お手製の武器でもって命を奪われるとは。犯人がこの武器の作り方を，任務とか任務と同等の研修として習得していないことを願いたい気持ちだ。
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NHKの記者が安倍元首相の応援演説が始まる前にとらえた犯人の姿。黒いバッグ？に明らかに大きい何かを入れて肩に抱えている。警備の人は気づけなかったのだろうか？遺憾でならない。
僕個人としては，直接的にはアベノミクスの恩恵にあずかれていない。また，国として処分に困ったアベノマスクをマスクとしてではなく，家や職場の，よく手が触れるところの消毒用のガーゼ代わりに使おうと５００枚もらった，それだけの縁だったのかもだが，この残念でかつ，コロされ方の残忍さを感じる，今の自分の感情をまだうまく整理できていない。たくさんの国民がそれぞれの感情下で動揺しているのは間違いない。
安倍元首相でなく，安倍さんとしては，自分の弱さを知り，弱さを乗り越えて活躍したヒーロー像としては好きだった。一度は持病の悪化で，無責任との声もある中，あっけない感じで首相の職を辞したが，その病を克服して再度，国政のリーダーに復活した。病に挫折して一旦，地に落ちて，病からの復活・再起のストーリーは，ある意味ドラマチックである。良薬との出会いがあったと聞いている。ということは，良い医者との出会いもあったのだろう。
時事批評リンク
こんな，ある意味人間っぽい生き様を体現したヒーローだ。その復活のヒーローの突然の不幸に対して，深く哀悼の意を表したい。
「あーっ，なんて日だ」誰かのギャグではない。真に言葉通りにそう思う。そう，今日，2022年7月8日の出来事は何とネーミングされるのであろうか・・・
きっとアベノリスクかもしれない。選挙にむけての危険を承知して，より安全対策が求められる，そんな流れを生む契機になることだろう。いや，そうなってもらわないと，人，一人の命がなくなったわけだから，そのくらいの反省や変化があってしかるべきだろうと考える。
