ハッチsunのブログ

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今日一番のNEWS20230822DJ SODAさん性被害訴え

適切な画像なし

 んー、何だかニュースよりもSNSで炎上が激しい事案に発展してしまっているので、事の詳細を整理する必要はないのかもだが・・・・・。最初に一番言いたい事を書くと、本事案がすごく怖いくらいに、表現の自由まで奪おうとしていないかと心配に感じている!ってことだ。

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   【事の発端】

泉南市で8/13にあった音楽フェスで、韓国の人気女性DJのDJ SODAさんが、

一部の観客に胸などと触られたと自身のSNSにて「あまりにも大きな衝撃を受けていまだに怖くて手が震えています。こんな悪質な事はいままでされたことがない。」と訴え、問題化していた。

 【事の発展①】

SNS上のやりとりで、「残念な話、怖すぎ」とか「触ったやつ、許されない」という同情の声の一方、「なぜ、すぐ観客から離れなかったのだろう?」とか「露出度の高い服装で群衆の前に立つリスクを考えるべき」など、被害のDJ SODAさんを責めるコメントも相次ぐ。これには、DJ SODAさんが「自分が着たい服を着る権利がある・誰も服装で人を判断できない」とか反論した。

 【事の発展②】

DJ SODAさんがSNS投稿した日のうちに、国連広報センターSNSで「性的暴力のサバイバーが襲われた時、何を着ていたかは関係ありません」とコメントした。しかも国連で取り上げられた動画も合わせて投稿し、「女性の服装と性的暴力は無関係である」と強調した。国連を含め、性暴力防止に関わる専門家などが「性被害の被害側を非難すること自体が、2次被害、2次加害、セカンドレイプという事ができる。避難心理の背景には性暴力を容認するカルチャーや土壌があると見れる」と発したり、「あらゆる被害側への反論には加害行為と地続き的印象を受けるし、性暴力への認識が甘いのでは?」と指摘した。

 【事の発展③】

DJ SODAさんの訴えや性暴力を許さない強い姿勢が大事であるという流れを受けて、イベント主催側が、容疑者を特定しないまま不同意わいせつ容疑などで府警に観客男女3人を刑事告発する。また、告発前段階で、イベント主催側はDJ SODAさんをサポートし、損害賠償請求など民事でも訴訟を起こす可能性も公表している。証拠画像に該当する観客らに出頭をすすめながら、同時に事実関係を調査・整理し、再発防止を徹底すると述べた。

時事批評リンク

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 今日、8/22段階では、該当すると思う観客男2名がYoutubeで謝罪と弁明を行った後で警察に出頭しているのだが、、、、、マスコミでは、Youtubeを使った謝罪と弁明のやり方に誠意が感じられないという、いわゆる加害側を攻める、大きな流れに乗っているようだ。

    いろんな意見があってよい、表現の自由の世界であるのに、ある種の表現を批判するのはまだしも、何か発言・発表・発出・発現させないようにけん制しているよう に感じているのは僕だけだろうか?色々とツッコミどころ満載なので、近い所から言うと、まずは、加害側とされる出頭した2人がYoutubeを使ったことへの主にマスコミからの批判がよくわからない。被害を訴えたDJ SODAさんだって、SNSで、その訴えを始めたのだから、訴えられた方がSNSを使った手法をとやかく批判されるのはどうか?

 いろんな意見の1つというか、まぁまぁ比較的多い論点として、イベント主催側やイベントの警備体制を責めるものがあるが、イベント主催側は、被害のDJ SODAさんサポートの立場とはいえ、無責任に犯罪行為そのものだけを追及するだけにとどまっていてよいのだろうか?主催側の不備逃れと言われても仕方がない部分も見え隠れしている。

 そもそものSNS炎上や炎上による白熱した論議の中で、被害側の心理に配慮の足りない言動が出てきてしまっている事、そして性犯罪被害に理解や配慮がなくて、専門家の方々の言う2次被害が発生している事、この原因は、どこにあるというのか?私見であるが、証拠画像としてSNSやネットに貼った、人間の視覚に訴えるものが、主因ではないのだろうかと思う。証拠画像や動画を見て、「これはいかん、犯罪だ」と思った人もいれば、「フェス自体があの雰囲気じゃ、犯罪リスクを高める」と思った人、「警備体制が甘い」と思った人、「観客側に近づく階段に乗るのは危険」と思った人、「この現場を映し出した画像や動画こそが客観性のある資料だから、広めるべきだ」と思った人、まだまだいろんな反応のパターンが生まれて拡散していったのは間違いなさそうだ。

 ここまで書いた僕の文章自体も、被害側を責めたり、攻めたりしていることにつながっている部分もあるだろう。そうなると、新たな2次被害の生成に関わったと見なす人もいるかもしれない。この文章のせいで被害を被ったと損害賠償請求に出られる恐れもあることになる。怖い、怖い。でも、逆に言論の自由表現の自由を封じ込めることにならないのだろうか?僕はでも以下のことの方が怖い。言いたいことは、今、言いました。なので、ここで切り上げる。

P.S. これまでのネット上での行き過ぎがもとで、命を落とすことにつながってしまった不幸な事案のようにならないことを願います。

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