ハッチsunのブログ

Big smile please!

初めて気づいた、面白い恋人のオモロい結末

今週のお題「名作」

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 お題の趣旨とは少しズレてそうだが、最近、食べもののネタをずっと書いてる流れもあるので、ご了承いただきたい。

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 最近の若い人は知らないことが多すぎて、この面白い恋人」を見ても何も気づかず、感じず、まして考えることもなく、食して「ただ甘くて美味しい」だけのまさに舌の味わいだけで終了するのだろう。しかし、このお菓子をなぜか、奈良県に行ったお土産として買ってきた、会社の同僚は、舌の味わい以上に、関西人のギャグセンスの味わい、ちょっとした因縁めいた歴史の味わいをしっかり吟味してもらいたくて買ってきやがったわけだ。

 

 関西人の感覚の話になる前に、まずは、「白い恋人」について知らねばならない。適切な画像を準備できないが、白い恋人は寒い雪国の情緒を感じさせるネーミングから、北海道を代表するお土産の定番お菓子で地元ルーツの石屋製菓が製造販売してる有名なものだ(った)。

 

 ホワイトチョコをサンドする焼き菓子として、そのサクサクとした軽い食感がウリのLove&Sweetsである。このパッケージも雪景色イメージの白と青を基調に、利尻山の姿を入れたもので、全国的に知られ、人気を呈していた。

 

 この白い恋人に2011年に起こった、怒った事件が、商標権侵害訴訟だ。類似のパッケージとふざけたネーミング吉本興業が模造品的に打ち出したのが、写真の「面白い恋人なのだ。

前回シリーズリンク

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 訴訟の詳しいいきさつは、それぞれに学んでほしい。僕は今回、書きたいのは、この訴訟にまつわる面白い、オモロい事だ。まずは、訴訟動機が、笑える。石屋製菓によると、都内で白い恋人と間違って、面白い恋人を買ってしまったという苦情がたくさん、石屋製菓に寄せられたからだという。苦情なら、面白い恋人を製造販売してる側の吉本にするべきじゃないかぁ〜!?というのが笑いポイントだぁ。

 

 次に、この訴訟スタート、提訴直後に、大阪、京都、兵庫の主要駅での「面白い恋人」が提訴前の8倍のバカ売れを記録したことを吉本興業が公表している。笑いのポイントとしては、さすが、吉本、笑いを生み出す企業だから、得意のボケをかましているのだ!

 

 吉本興業の広報担当「なんでこんなに売れているのか、わからない。複雑な心境だ」と表明したらしい、、、、あー、いやいや、これは突っ込む、いやツッコミしかないね。『関西地域でバカ売れしてるんだから、関西人のギャグセンスに絶妙に働いての話題提供用にニーズが高まったに違いないでしょ!』加えて、狙い通りの売上結果でしょ!とも言いたいねー。

 

 さらにさらに、オモロいのが、多額の損害賠償額の提示の裁判に発展しそうになったにもかかわらずー、約一年後には、石屋と吉本間で和解が成立!?吉本がパッケージ変更や販売地域を関西近辺に限定することで、賠償を逃れた結果になった⁈しかも、笑いのポイントたるオチがスゴい!

 

 なんと、和解した二者は、2019年に「Laugh&Sweets ゆきどけ」を関西の特定店限定で発売すると発表したんだとさ、仲直り〜、ちゃんちゃん。まさに、訴えた側と訴えられた側の対立構図の所に、笑いでゆきどけ。きっと二者ともに互いに刺激し合って、白いほうも、面白いほうも売上爆増のウィンウィンだったに違いない。(笑

 

     

 

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