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今週のお題「急に寒いやん」
「感慨深い」という言葉は、こんな物事を表現するときに使うものなんだと思う。なんと昭和４７年の太陽国体が鹿児島で開催されてから、５１年ぶりに国体が帰鹿したのだ。昭和４７年の際の関係者にとってはセピア色の中にも、赤い情熱をもったそれぞれの想い出がよみがえり、一旦は過去を振り返らざるを得ないであろう。
５１年になった？した？のは、大ざっぱに言うとコロナのせい。ここでは多くは語らないが、パンデミックにまで及んだ感染症の影響はすさまじく大きなもので、国体にからんだところでも、多くのスポーツ選手や指導者、関係者を苦しめたのは間違いない。延期３年なんて、初めてのことだろうし、中止にせずに？ならずに？何とか実現にたどり着いた、だから「特別」が冠になった国民体育大会だと理解している。そうなんだよね？国対関係者や国体に詳しい方々～？
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そして、より具体的には、もがき苦しみながらも希望をつなぎ、いやつなげて乗り越えてかごしまにやってきた人もいれば、あきらめるしかなかった人も大勢いたことだろう。開会行事中においては、天皇陛下をはじめ、スピーチに立たれた代表人はみんな、少なからず、コロナで延期された経緯やそれによっての様々な人々の思いというか念とも言うべき、重く複雑な感情を代弁していた。
中でも、長渕剛さんのサプライズ的登場は、やはり一番その辺の重く複雑な感情をしっかりととらえていた。偶然にも雨が降り出した。まるで、コロナ禍の苦しみと同じ。突然、予想外に襲う自然の猛威にさらされる人間。「３年延期により出場できなくなった選手の気持ちを抱きしめてたたかってほしい。」一番は今回出場する？いやできる選手向けのメッセージ。流石すぎる。本当にいきさつを一瞬にして表現できるアーティストだ。『Hold your last chance』『乾杯』の歌に改めて込めた思いも、後から後から意味深に訴えかけてくる。日本４７都道府県から参集した国体選手の、特に若い人たちの心にも是非とも僕と同じように響いていてほしいし、伝わっていてほしい。
さて、その国体選手という言い方、消えていく運命かもしれない。僕の勝手ランキングだが、スポーツする人間のレベルを概算でみる時の基準のようなものになっていた。市民体育大会代表レベル、郡民体育大会レベル、県民体育大会レベル、九州大会レベル、全国大会レベル、国民体育大会レベル、日本代表レベル、国際大会レベル、オリンピック代表レベル、プロスポーツレベル・・・・かな。国体選手というと、かなりの強者（つわもの）でそのスポーツの中のある種の髄を極めたスゴい方であり、畏敬を込めた表現である。
国体選手、この表現が、次回、佐賀県での大会から国スポ選手になるのだろうね。まだしっくり来ないだろうが、国民体育大会は今年のかごしま国体で最後、次回からは国民スポーツ大会となる。初めて気づいた事でしたぁ。地域地域にある体育協会がスポーツ協会と名を改めるのと同じ流れなのか？詳細は知らない、調べてもいない（笑 でも、言い慣れた国民体育大会、略して国体という言葉が、７８回も使われてきたなじみのある表現が打ち切られる！
今年２０２３年は節目なのは間違いないね。今日？明日？の「体育の日」を境に急に寒くなったと書きたかったのだが、、、待てよ、今は「スポーツの日」と言うのが通例になったのかな？なんだか時代の流れについていけてない僕がいるのも間違いないね。些細な事だが、ヒマがあれば調べて「初めて気づいた事＝初気事」として、整理してみようかなぁ。
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