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僕は学園ものが好きだ。理由は色々とある。が、一つには大体の学園ものの主人公が先生になる中で、先生というキャラの描かれ方が、世間一般で正しいとされることをまっすぐに追求していこうとする情熱的な正義漢、ちょいおせっかいながらっていう所に魅かれるからだと思う。
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そして、本作のヒロイン演じる生田絵梨花もまた、根っからのまじめ人間、常識をわきまえ、生徒にはその道の上を歩ませよう、自分も歩もうとする、そんなキャラだ。物語全般に、世間的にダメでしょ的な所にはちょい迷いや躊躇はあったとしても、まっとうな道への選択が終始示されていく。ストーリー展開もまじめ尽くしなのだ。
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そんな教師、生田絵梨花のまっすぐな情熱が表現されたり、あるいは彼女の言動が生徒や親に認められたりするとすぐ眼頭が熱くなる僕なのだった。女優としての生田絵梨花、前作といっても、『こっちを向いてよ、向井くん』で演じたちょい自己中で自分スタイルを崩せず、交際下手な今ドキ女子キャラもハマりすぎていて、思わず向井君の立場からイライラさせられた演技もよかった。
その上に、平凡で真面目な頑張り屋さんもしっかり演じ切る、演技力の幅広さを今回、証明したような感じだ。但し、エッチぃシーンがなぜか過去の出来事的に軽くスルーされてしまっていたのは、前作でのプライベートゾーンではリラックスモードでのお誘い上手な女子の持つエロさを醸し出していただけに、脚本に恵まれなかったのかもしれない。きわどいシーン自体を生田絵梨花が演じる展開ならもっと視聴率は稼げたはずだし、彼女の演技力の幅についてもさらに評価が高まったはず!とみる。
きわどさ関連で言うと、子供を産むのか堕ろすのかという選択は、シーズン的に『海のはじまり』と結果被ってしまった。しかも、シングルママとしての決意とか、生徒との交流エピソードから刺激を受けての決心とか、ダメダメ男の責任をママ一人で丸かぶりする設定に、深刻さや母親が無理してでも一人で頑張るという所に命に向き合う真剣な真面目さがあって、視聴する側もどっと疲れた感が出たのは否めない。海のはじまりの水季のように我を貫きすぎていて、周りへの相談不足を責めたくなるパターンでもないので、より悩みの深さが視聴者にも、「マジ無理ー」的にストレートにつながり、ある意味、苦痛を覚えた回もあったよー。
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リアルな社会派が紡いだストーリー、そんな感じだ。これまた、シーズン的に、『ビリオン⭐︎スクール』とも重なっていただけに、ビリオンの現代社会的なテーマを描きながらも、最新テクノロジーを使い、通快に問題解決していく展開と対照的に、教師という仕事の大変さを、働き方改革が叫ばれていても、そう簡単には物事、改革につながらないよと重〜く、深〜くのしかかる負担の大きさは閉塞感さえも覚えさせたよ。特に教師の多忙さ、強ストレスゆえに、生田絵梨花演じるヒロインが彼氏との共感や時間を第一に持っていけずのサレ子ちゃんになることや、妊娠しての自分の今後をゆっくりと吟味する間もなく、教師業に邁進せざるを得ない様は、リアル超えの重苦しさが表現されていたね。<ここまで、最終回視聴以前の感想でしたぁ。>
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総まとめ・総批判としては~。。。。<ここから、最終回視聴後に更新の感想。>
んー、多様性の時代だから未婚の母になっても担任を続けられる・・・・担任する生徒とその保護者の判断に、担任継続の可か不可かを任せるとか、金八先生が出てくれば、この線もあり得ると視聴者に思わせたかったのか?ちょっと安易な展開な気がする。そもそも多数決だったのか、、満場一致でもなさそうだし、、教え子が高校教師を将来の夢にして大学進学を目指すなんて、恩師の立場からすれば嬉しすぎるだろうが、、教え子が担任をリスペクトしてるーの一言だけとか、、なんか事の詳細の大事な所で、曖昧というかはっきりしない部分が多い気がした。
やはり、TVドラマとして責められるべきちょっと現実味・リアルさ追求すぎて、夢、明るさに欠けるところが問題。これに加えて、大事な所で、曖昧さが残る、別な言い方をすればリアル追求を放棄するところ哉、先生!
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