ハッチsunのブログ

Big smile please!

北朝鮮のミサイル連発に思うR041006

これはミサイルではなく、日本のロケット模型

  こんにちは、皆さん。一昨日早朝のJアラートで久々にびっくりさせられた、北朝鮮弾道ミサイル問題ですが、アラートの対象地域が、北のほうだったので、僕的には不覚にもちょっとだけホッとしてしまったのです。それでも、いざミサイルが自分の頭の上、はるか上方といえども通過するとか想像するだけでもおそろしく、尋常でない不安に襲われる話であります。すぐに、この辺で頑丈な建物とかはどれだろう?距離的に何分でそこに避難できるだろうと思ったところでした。

 でも、どうなんでしょう?この程度の考えで本当によいのかと自分の姿勢にも疑問を持ちます。簡単に言えば、自身自身が「平和ボケ」しているのではないかってことです。ボケという言葉の使い方が問題なら何と言うべきか・・・・「平和に浸りすぎていて、いつも対岸の火事的にここ、日本は大丈夫、いざという時はアメリカもサポートしてくれるはずだから大丈夫だ」と思い込みすぎていないかってことです。これを端的に何と表現すべき???「根拠うすき大丈夫」かな???

 だって、北朝鮮は20年以上前から、ミサイル発射をなんだかんだ、ずっと続けてきているわけです。今までもアメリカの圧力と対話、EUの圧力と対話に応じるふりはしてきていますが、守っているとは言い難い現状です。核開発についても同じ。関係した国々との約束を反故にすることにあまり抵抗がないように感じます。そもそも最初の頃は、ミサイル発射を衛星の打ち上げ実験とのウソを言い張ったこともありましたし、もともと周辺国に危険性の高い実験に際しては、事前予告しなければならないという最低限のルールさえ守らない国なわけです。いまじゃ予告なしは当たり前、1998年という一昔前にも日本上空を通過させたこともあった事実もあれば、本当にこれまで北朝鮮との交渉や対話に関わった国々をおちょくっているのかと思わせるくらいです。

 安全第一とか安全について語るとき、ヒヤリハットとかハインリッヒの法則を参照するのが原則なのに、北朝鮮のやらかしていることは、日本にとってこの2つの域をはるかに超えて危険な状態を意味していると思うからです。

 まして、日本との間には、テロとも言うべき、拉致の問題もあります。国家ぐるみを否定する、相変わらずの嘘つきぶりもさることながら、国際的な誘拐事件・人権侵害事件を起しているのに、その真相を隠し続け、誠意ある対応などするつもりもない国が北朝鮮なのです。ミサイルでなくても、拉致問題のほうで、既に人的な被害が出ている可能性がある、そんな信用ならん国が隣国にあることを、こんな近くに極めてリスキーな国家が存在していることをしっかりと意識しなければならないと思います。

 世界情勢も変化し、ロシアプーチンウクライナゼレンスキーに侵略戦争を仕掛け、核兵器の使用までをほのめかす今、2022年という時勢において、北朝鮮という国もいつ、ミサイルの牙を日本に向けてくるかもわからないという危険性を、僕たち日本人はもっと認知すべきだと思います。

 じゃあ、どうすればいいのか?万が一に備えるということが第一だと思うわけです。最悪時を想定するということです。日本語の語法の関係で、「万が一」と表現していますが、千が一、百が一くらいかもしれません。まずは、日本政府がミサイル攻撃された場合の対応、例えば避難場所・避難時の着弾に備えた姿勢教育などを日本国民が各自で把握でき、被害を最小限にする行動をとれるように備えさせるようにすべきでしょう。

 一昨日のJアラートでの第1報的情報も、着弾の可能性がある地域は最初は北海道が赤く表示されました。その直後というくらい間を置かず、その後、青森県に赤い表示が移ったわけです。これは何を意味するのか?もしかしたら、情報元のミサイルを探知するシステムが北朝鮮のミサイルについていっていて、軌道分析が瞬時に修正された良い結果なのかもしれないし、あるいは北朝鮮のミサイルが探知システムの想定を越え、惑わすくらいの変な軌道を持てるように進化している悪い傾向もあると思われ、、、、、、とにかく、ミサイル被弾の可能性は日本中、どこでもありうるということです。

 一時期、ミサイルを打ち落とす、迎撃することが日本国内でも話題として盛り上がったことがありましたが、そのような議論を再度復活・開始して、着弾で被害が出る前に対処する方策を考えて備えていくのが、第二に考えていくべき事かと思います。「おーい、世の政治家の方々、考えてますかね~。」持てるハイテクの粋を生かして、既存の例えば、イージス艦やイージスアショアの新しい迎撃システム、監視レーダーや警戒管制システムを進化させてほしいと考えます。よく『トップガン』など映画で出てくる敵である標的をしつこく追尾して打ち落とすようなものを装備したり、開発したりできないのでしょうか?現行の憲法に違反しない範囲で防衛システムとして、新しいものを新たに生み出すことは可能だと思いますが、どうなんでしょう?