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いやぁー、けっこうイイ感じのロケットスタートをきれてるんじゃないの!ティーバーさんによると、200万再生超だから。単純に良い音楽番組に出くわしたーと、新人アーティストの楽曲のプロモーション画像が流れて気になったぁーって入り込んだ視聴者もいたのではないかー。新鮮味があって、いいねー!
そして、展開がテンポいい。特にタイムスリップものにしては、過去というか、諸葛孔明の三國志時代から現代への、この極端なスリップギャップを深刻さなしに、しかも諸々の事情説明=経緯申告なしに第一話にてスムーズに描けているのがスゴい。
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ちょっと観察してみると、パリピのバカ者のノリの良さ、メインテーマにかかわる音楽、三国時代の振り返りに劉備役で全くの違和感がないディーン・フジオカを起用していること、現代とのつなぎに三國志オタク的評論家役として森山未來を使っていることが、功を奏している、おもしろい!
さらに面白い!のは、脇役のキャラがかなり濃い個性的なアーティスト達でかためられ、異彩を放つだけでなく、マンガをみているような視覚的刺激の強さプラス魅了する音楽性の高さが入り、映像的にかなりセクシーなところが良すぎるくらいだ。
感じたままに、『批判した〜い』ポイントに入ると、主人公、向井孔明の向井理、萌歌英子の上白石萌歌に、このセクシーさが欠けているのが残念ポイントだ。TVドラマシリーズの中で中盤から後半の盛り上げのために、その辺を敢えて抑え隠しているのなら話は別だが・・・。
もっと直言すると、関口メンディー扮する前園ケイジと菅原小春扮するミリ西表、アブちゃん扮する世界的シンガーの出し惜しみしないセクシーさがあるのに対して、主人公陣が負けてしまっている印象が強いということ。ともに、マンガキャラ的に個性、今風に言うとクセ強(つよ)の極みのアーティストに成り切っているだけに、歌とダンスのパフォーマンスにはちょっと圧倒されるねー。
対する向井孔明はキャラ設定からの古代中国の服装、いで立ちを、なんだかオモロいものから向井理のそもそものイケメンらしさに入れ替えていってほしいものだ。じゃないと、この役はディーン・フジオカの方が適任だったという話になりかねない。萌歌英子もしかり。顔面のチビっとメイクだけでは物足りない。衣装やダンスパフォーマンスから、K-POPばりに勝負してほしいね、萌歌なら長い脚を生かしたりできるから。
とーにかく、主人公達にあらゆる面から勝たせてほしいわけよ。ストーリー展開的に、向井孔明がその類稀なる才を生かしての策略でもって、フェスやコンサートを制したり、プロモを大成功に導いたりなど、萌歌英子の歌い手としての才能を開花させながら、音楽エンタメの世界統一を狙うものであるから、アーティスト萌歌英子のエンタメの質より、サポーター、プロデューサー向井孔明の妙技を魅せる流れになりがちだとは思う。
が、しかーし、それでは甲斐を重ねるほど、面白味が失せていくと考えるねー。今後まだ、メンディー、小春みたいな強者が脇役として次々と参上してくる展開が予想される中、主人公、主役の優位的な輝き度を保った上で、ストーリーを編んでいってほしいものだ。たとえ、原作の流れと大きく変わろうとも(まだ、原作コミックは全く見てはいないが、、、笑)
そして、マンガギャグ的要素、向井孔明のバーテンダーや壁ハマりに象徴される笑いのシーン、悪くはないが、もっと爆に至るまでやり切ってほしい。
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