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彼女はちょっとだけハスキーボイスだった。理由を考えたことはなかったが、僕は彼女の声が好きだった。後から考えてみると、彼女との付き合い、短期間だったがゆえに?彼女のハスキーな声を一番長い時間、聞いていたシチュエーションとしては、長電話を介してのことだった。会って話をする(=一方or双方が移動する時間を消費する)より、話しする時間をより長くとれること、互いに電話越しの声や会話が好きだったこと、付き合ってる彼氏がいる状態の彼女をいわば略奪するような、僕の愛だったため会うよりは人目につかないメリットがあったこと等が電話でのコミュニケーションが多かった原因だろう。
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そんな彼女は自分の特性を知っていて、それを生かす術までよくわかっていたように思う。彼女はゼミの懇親会で「英語が好きなので、アメリカへの1年間の留学を語学力UPも兼ねて考えていまーす!」って自己紹介に続けて、唐突に英語で歌を30名くらいの飲みの席で披露した。その曲は『Can't Help Falling in Love』をコリー・ハートのカバーバージョンを熱唱したのだ。聴いたことがある人はわかるだろう。コリー・ハートがまた、ちょっとハスキーボイスの持ち主なのだ。当時のなんちゃって英語好き・うたスキの僕は、かなり魅了されてしまったのは言うまでもない。
ハスキー?シベリアん?なわけないかー、でも・・・・と思い調べてみると、出てきたよ、ハスキーボイスが魅惑的になる理由が・・・。「ハスキーボイスは声帯の振動が不規則で、倍音が多く含まれるため、独特の音色や表現力が生まれます。そのため聞き手の印象に残りやすい声となりやすい。また、ハスキーボイスは息成分が多く、耳に心地よい質感があるため、聞き手に安心感やリラックス効果をもたらすようです。」まぁ、倍音豊富な歌声なら、誰しも魅了されがちってことだろう。
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長電話でのハスキーで植え付けられた彼女の個性、それに加えて、のちのちに語るだろうが、彼女のベッドの上で、近くなったり遠くなったりしながらも、行為中終始、彼女の内側からもれきこえていた吐息ハスキー、すべてが彼女からの快感として僕の脳裏に刻まれている。こうだから、男は、いや僕という男は執着・こだわりが強いのかもね。フラれた後は、色々と嫌われやすいタイプなのだろう。さぁ、もういいかげんに、大学時代にトリップしようか。いつものように心ノート(心の音)から。
『萌恵子(M)との関係をうまくやっていくために、いろいろなことを言葉で明確にしたほうがよいのかもしれない。Mは自我(理性)の力が強い女であり、ボクに、自分以上の理性を求めているところがあるからだ。それにMは自称”分裂の人"であり、時々、大きく一貫性を失ってしまうことがある。感情(感覚)と理性のバランスは重要であろう。そのバランスが保てなくなるまで理性でものを考え抜く傾向がある。自分でも意識しているらしいが、その分裂の状態をボクが見極め、必要ならアドバイスを加えてあげたい。』
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はっははー、なんと自信過剰気味の自分であることよ!でもこのくらいじゃないと、当時の表向きは女性上位的な雰囲気を醸し出しながら、フェミニズムを主張しつつも、その真逆の自分中心の男と付き合っていた言動分裂のじゃじゃ馬的プチお嬢様に対抗はできなかったのだと、自分を慰める。
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